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背骨の動きの硬さが妊娠に影響も!?姿勢と女性ホルモン分泌の関係

エステティシャン・鍼灸師として豊富な経験を持つ森田真理先生。女性ホルモン研究家でもあり、不妊や産前・産後ケア、生理トラブル、更年期障害といった女性特有の症状に特化して治療をされています。今回は、姿勢と女性ホルモンはどう関係するのかについて聞きました。

デスクワークの姿勢は要注意

姿勢がいいと美しく見えますが、女性ホルモンの分泌に姿勢は関係あるのでしょうか?真理先生、教えて下さい!

「デスクワークの方はやっぱりホルモンバランスを崩しやすいんですね。長時間うつむき加減で首がガチガチに凝ってくると、首の奥にある脳の中枢である脳幹が圧迫されてしまうんです」

「脳幹の中でも、特に“視床下部”は、生命活動の中枢である自律神経やホルモンバランスのコントロールセンターです。慢性的な首のコリを放っておくと、脳幹、特にホルモンバランスをコントロールしている視床下部に異常信号を送ることになります」

「また、座った姿勢のままでいると、そけい部を圧迫して、骨盤の中がうっ血しやすくなるんですね。そうすると卵巣の働きに影響が出ますし、ホルモンバランスの乱れにもつながります」

うつむく姿勢を続けると脳の視床下部に、座ったままの姿勢を続けるとそけい部に悪影響を及ぼす…。デスクワークをする時は、同じ姿勢を続けないよう注意が必要なようです。

“キャット&カウ”で背骨を軟らかく

「もう一つ、猫背になると背骨を圧迫するため、交感神経が高くなるそうです。加えて猫背の姿勢だとホルモンバランスが乱れやすくなり、脳のコントロールタワー・視床下部の血流も悪くなります。姿勢はやはり不調に大きく影響します」

猫背は見た目が悪いだけではなく、交感神経やホルモンにも悪い影響を与えるのですね…。

「余談ですが、背骨が硬い人は妊娠しにくいし、更年期障害も起こしやすいんです。背骨は自律神経ですべての臓器と連動していますからね。心臓、胃、肝臓、すい臓、腎臓、ホルモンを出す副腎も全部つながっています。ですから背骨が硬いということは、ホルモンバランスの乱れや体の乱れ、臓器の衰えと直接つながります。心臓も胃も、動かしているのは自律神経ですからね」

背骨を軟らかくするために真理先生がオススメするのは、キャット&カウのポーズ(詳細は下記の記事を参照 )

背骨が硬いと自覚している人は、試してみるといいかもしれません。

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YOLO 編集部

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フィットネス、スポーツ、ヘルスケア、食、旅などをテーマに、毎日を楽しく前向きに生きるためのコンテンツをお届けします。

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