引っ越しや模様替えの時に行いたい! いざという時のための防災対策
YOLO 編集部
- 2023年04月06日
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引っ越し、模様替えの時に一緒に防災対策
新年度になって新しい部屋に引っ越しした人、これからする人も多い季節ですね。引っ越しの時は、片づけのチャンス!もちろん引っ越さなくても、模様替えするだけでもリフレッシュできますよね。
そんな時、今一度防災対策をしてみませんか?地震などの震災被害を最小限に抑えるには、予測できる被害に対する予防を施しておくことが重要です。その一番の予防策は「家具の転倒防止」「食器などの落下防止」。家具を置いた時に対策してしまえば、安心です。
キッチンの場合
背が高く重い家電と食器棚、コンロがあるキッチン。家の中で一番危険な場所になります。まずは転倒防止策を施しましょう。そして、食器などが収納されている開き扉が、勝手に開かない対策を。消化器の常備もマストです。
リビングなどの場合
くつろぎの場所の周辺には、危険物となってしまうものは極力置かないように。その上で、倒れそうな家具はしっかりと対策しましょう。大型テレビのある部屋は、倒れる可能性を考えて配置を。ベルト式固定器具で支えれば安心です。
また、足下に置かれているものは、普段は気にならなくてもいざという時に、邪魔になることも。開架式の棚では、家具のケアはOKでも、中の荷物が落ちて来ることがあるので注意が必要です。
家具の配置にも安全につながる工夫を
家具の配置を意識的に行えば、避難がスムーズにできるようになります。部屋の出入り口付近や廊下・階段には物を置かない、テレビを高いところに置かない、少し高めのところに置くことの多いレンジはL字型の金具などで固定するか、動きにくい粘着タイプの器具を敷きましょう。
盲点なのが、じゅうたんや畳。凹凸が多いので、家具を置く上での安定性はイマイチです。揺れに弱そうな背の高い家具などはなるべく置かないか、一枚広めの板を置いて、安定性を高めると安心です。
安心安全な部屋で、備えあれば憂いなしですね。
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ライター:幸雅子
出典:『ママのための防災ハンドブック』
監修:国崎信江/危機管理アドバイザー
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