実は寝すぎもNG! 睡眠不足は早寝で解消するのが効果アリ
YOLO 編集部
- 2023年09月03日
休日の朝寝坊ではなく、早寝で睡眠不足を解消
睡眠不足が健康にも美容にもよくないのは周知の事実ですが、実は寝すぎも体によくないって知っていましたか? アメリカのある大学教授の研究では、6時間半〜7時間半寝ている人が最も死亡率が低く、それ以上もそれ以下も寿命が短くなる傾向が見られたそうです。
ちなみに「今日は完徹で仕事をしても、明日は一日寝て過ごせば回復する」ということはありません。睡眠のリズムが崩れて、かえってツラいだけ。時差ぼけを解消するには、寝続けるより起き続けて合わせるほうがいいというのと同じです。
「でも疲れて眠いんだから、休みの日ぐらい好きなだけ寝かせてよ」という気持ちももちろんわかります。しかし、疲れを取るなら実は朝寝坊より早寝のほうが、はるかに効果的なのです。
人間の体は太陽や地球の影響を受けているので、陽が昇ると活動時間に入ります。また周囲も騒がしくなり、光や音の影響でどうしても眠りが浅くなってしまうのです。浅い眠りでは、体も脳も十分に休むことができません。「昼近くまで寝ていても、まだ疲れが取れない」ということは、疲れがたまっていることのもさることながら、寝るには寝たけれど効率の悪い眠りだった、というのも大きな原因なのです。
それならばむしろ日中は起きていて、どこかに出かけるとか、家事に精を出すなどして、気分転換やストレス発散で疲労回復をはかり、日が落ちたら早めに寝るほうが絶対にお得です。そして、寝る前には一日の緊張をほぐす軽い体操をすると、より深い眠りを得られます。そうすれば翌朝もスッキリ目が覚めますよ!
眠りの質を上げるために寝具にこだわる
寝る時間を見直しあとは、寝具を見直してみませんか? 「寝具ってそんなに汚れないし、最初のころの肌触りとは違うけれど、まだ使えるよね…」と何年も同じシーツや枕カバーを使っている人、実は多いのかもしれません。そんな人こそ、ぜひシーツを買い替えてみてください。寝るのが楽しみになりますよ!
人は寝ている間に寝返りを打ち、大量の汗をかきます。寝具は全体重でこすられ、濡れては乾きを繰り返しているので。パジャマも同じ。服以上に、寝具が心地よく使える年数は短いのです。
枕も使っているうちにへたりがきます。首や頭の高さに合わない枕は、頭痛や肩こりだけでなく、首のシワのもとにもなります! 健康と美容のためにも、寝具は適宜新調する。お気に入りの寝具で、睡眠の質にもこだわりましょう。
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ライター:幸 雅子
出典:『3年後も素敵でいたい人のやるべきこと やめるべきこと』
監修:湊屋一子(ファッション、ライフスタイル、和文化など幅広い分野で取材・執筆を手がけてきた経験から、総合的な視点でリアル・クローズを考えるファッションディレクター)
写真:istockphoto
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