トレーニングが心と体のバランスを調整してくれる3つの理由
YOLO 編集部
- 2023年09月11日
毎日トレーニングをしていると、体が鍛えられていくのはもちろん、心も穏やかになり、さっぱりとした感じで、つまらないことにこだわらなくなってくる感じがしませんか? 明らかに、私変わってきた? という人も多いかもしれません。それってなぜでしょうか? 実は理由があるのです。ここでは、トレーニングをした時、変化が起こる理由を3つ紹介。
Index
トレーニングをした時、変化が起こる理由 Best3
01. 自分の内側と向き合う
トレーニングは誰かに何かを言われたところで、結局自分が動かないことには、何も進まないもの。自分の体を使ってコントロールするのは、自分の心です。だから、ずっと「辞めたい」「続けないと」「もっとやろう」などと自分と対話していることになります。しかも、しっかり集中するほど、自分のことだけを見るようになり、人と比べることなども忘れてしまう。ネガティブな心に打ち勝つ意志を養う内観は、心のバランスをとるのに重要なのです。
【自分だけの世界にはまれる内観法】
トレーニングをして、頭の中から雑念がなくなっている時はもちろん、そうでない時もすぐに自分の中に簡単に入れる内観法が、ハミングをする方法。終わったらすっきりするこの方法、疲れた頭を休めるのにも向いているので、ぜひトライ。
- 1:耳の穴に指を入れて、軽く目をつぶります。
- 2:「ん〜」と声を出してハミング。脳内に響かせます。
- 3:自分の声だけが聞こえる世界に入り、集中できます。
02. 呼吸が整っていく
トレーニングの場合は、呼吸についてあまり指示はないですが、ヨガのように、呼吸に注目して行っていくと、自律神経のバランスが整っていきます。呼吸は自律神経をコントロールできる唯一のツールで、吸う息が交感神経、吐く息が副交感神経とつながっています。そこで、普段無意識な呼吸を意識的に行うだけで、呼吸が変わっていき、自律神経に影響するのです。
【自律神経のバランスを取る呼吸法】
呼気と吸気の長さが合うように意識して行っていくと、交感神経と副交感神経のスイッチの切り替えがしやすくなります。
1:落ち着いて座り、体の力みを取ります。自分の呼吸が今、どんな風になっているか少し観察。
2:呼気、吸気を4拍ずつ数えながら、同じ長さで行う。
3:2をしばらく続けたら、6拍ずつ、8拍ずつと伸ばしていこう。
03. 腸内デトックスができる
お腹をねじったり、筋肉をしっかり使って刺激を与えることで、小腸を刺激し蠕動運動を促すことができます。小腸は内臓のコントローラー。腸内が活性化すると腸内フローラも健康になり、体内の浄化や調整、活性を促進し、ハッピーホルモンであるセロトニンの分泌にも大きく影響します。
トレーニングを心と体のバランスが取れるものと意識して行うのも大事。特に呼吸を意識すると、もっと変われるので試してみて。
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ライター:三上あずさ
参考:『Training for Woman』Vol.3 「自律神経を整えるために自分を内観する」
監修:渋木さやか/ヨガインストラクター。ヨガライフアドバイザー
撮影:藤村のぞみ
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