体が冷えると心も冷える…冷えを放置してはいけないワケ
YOLO 編集部
- 2023年12月27日
心まで冷やしてしまう「冷え」の怖さ
心の冷えと体の冷え。実はどちらが先かわからないくらい、お互いに切っても切れない関係です。心の冷えというのは、心の機能が低下している状態のことで、例えば下記のような状態になっていることを指します。心の冷えはいろいろな形で表面化するのです。
●喜怒哀楽など本来の自分の感情を認めることができない。
●感情を表現することができない。
●怒りや悲しみ、嫉妬など特定の感情にとらわれている。
●異常な緊張状態が続いて抜け出せない。
●他者から認められたい。
●愛されたいのにうまく表現できず、攻撃的になる。
これらは知らず知らずのうちにストレスになり、それがもとで体が常に緊張状態になってしまいます。これにより血管が収縮し、血流が滞ってしまいます。同じ理由で、うつ(過緊張から急に血めぐりが淀んだ状態)も冷えが原因だという考え方もあります。
でも、心配しなくて大丈夫。これらの冷えは、誰かと温かいコニュニケーションを取れれば解消します。考えすぎず、マジメになりすぎないこと。それが大切です。積極的になれない時は、まずは笑顔になってみてくださいね。
冷えから起こり得る不調
【不安】
緊張からストレスホルモンが分泌。リラックスできない状態が続いて情緒不安定になる。
【イライラ】
低体温で酸素が届かないことから、脳が酸素不足に。そのためリラックスできない。
【うつ】
緊張状態がずっと続き、ある時その細い糸が切れてしまうのがうつの始まり。緊張は冷えからくることも。
【不眠】
体が冷えていると緊張状態が続くので、眠気が訪れない。温めてリラックスすれば解消する。
思い当たることがあれば、まずは体を温めてみましょう。解消に近づく第一歩になるかもしれませんよ。
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ライター:幸雅子
出典:『骨盤セルフケア』/「体の大敵「冷え」とサヨナラする方法」
監修:川島朗/東京女子医科大学附属青山女性・自然医療研究所自然医療部門准教授。東京女子医科大学附属青山自然医療研究所クリニック所長。東京女子医科大学腎臓病総合医療センター内科&血液浄化療法科准教授。東京女子医科大学附属青山病院准教授。血めぐり研究会代表。
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