瞑想をするとダイエット効果が上がる!
YOLO 編集部
- 2024年01月15日
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瞑想で強くしなやかな心を作ろう
瞑想が注目されています。実際にビジネスマンやアスリートも取り入れ、パフォーマンスが上がったり、集中力が高まったり、なりたい自分に近づいたりしているとか。
でも、なぜ瞑想がいいのでしょうか?
その1
瞑想によって自分の状態を把握できるようになるから。
瞑想とは究極の集中状態で、観察することも集中の一つです。自分の体の状態や呼吸、体調などを丁寧に観察すると、体の凝りや重さ、呼吸の浅さなどに気づくことができます。気づかなければ対処もできません。「観察=瞑想」でコンディションをいい状態に保つことができます。
その2
脳や第二の脳と言われる腸にアプローチし心身の機能を整え、活性化させることができるから。
瞑想の時にみぞおちを凹ませたまま、丹田のあたりを膨らませるように吸うと、腹圧によって腸が刺激されます。腸が活性化すると「幸せホルモン」と言われるセロトニンの分泌が活発になり、精神が安定します。同時に呼吸によって生じる仙骨のほんのわずかなミクロの動きが、背骨を通じて頭がい骨に伝わります。
自律神経や免疫システム、ホルモン分泌などをつかさどる脳幹に間接的にアプローチして、心身を整えることができるのです。
体が整えば心も自ずと整う
実は瞑想を実践するためになくてはならないのが、筋力と柔軟性。瞑想に入るためにはリラックスすることが必要ですが、リラックスしすぎると眠ってしまいます。その手前の状態を保つためには、体を支える筋肉をしっかりと使い、体を引き上げ続けていなければならないのです。
筋力と柔軟性が高まって、リラックス度が上がれば瞑想が深まり、瞑想が深まればパフォーマンスが上がって、さらに筋力と柔軟性、リラックス度が高まります。
つまり、瞑想は結果的にダイエットや、理想のボディラインを実現しやすくなるのです。瞑想を取り入れてトレーニングの好循環を作り出しましょう。
瞑想のやり方
1.ラクな姿勢で座り、呼吸の速さや深さ、長さを観察する。
2.自然な呼吸に合わせ、吐く息でseed center(※)から根が張り、吸う息で芽が伸びるようすをイメージ。
3.根や芽を伸ばそうとして、無理に呼吸を大きくしない。筋力や柔軟性が高まると自然に呼吸も深まる。
4.呼吸が深まるにつれ、根も葉も大きく育つ。それは自分のエネルギーも活性化しているということ。大きく育つ根と葉に自分の「なりたい姿」や夢を重ねてみるのも◎。
※seed center…息を吐く時は丹田にある「種=seed」から大地に根を張るように、吸う時は空へと芽が伸びるイメージで。呼吸とともに、パワーがみなぎるようすを想像しやすくなる。
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ライター:幸雅子
出典:『Training for Woman』vol.3/「ボディ&マインドを磨く革命トレーニング」
監修:三浦香織/大学卒業後、パーソナルトレーナーとして年間1,500本以上のセッションを担当。2009年独立後。アメリカへの短期留学を経て多くの著名人やアスリートの肉体改造に携わる。現在、デポルターレクラブのチーフトレーナーとして、顧客管理を担当するとともに、デポルターレヨガにてピラティスをベースとしたオリジナルレッスンも展開。
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