いつも同じようなことで思い悩んでしまう…その「思考のクセ」を手放すには?
YOLO 編集部
- 2024年01月30日
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無意識のうちにいつも同じ道筋をたどる
ヨガは心がすっきりするためのメソッド。では、心がすっきりしなくて不調に陥るのは、どんな時でしょうか?何か嫌なことが起こった時?仕事のストレスを抱えている時?自分の考えが相手に伝わらないから?成績が想像以上に悪かったから?
確かにそういうのはありますが、同じ状況でも平気な人もいます。では、平気な人と平気でない人の差は何でしょうか?
それは、もしかすると思考のクセから来ているのかも?私達は無意識のうちに、いつも同じ道筋をたどってものを考えています。その方が安全でスムーズだから。それで、いつも同じようにネガティブな考えにはまったりして、ドーンと落ち込んだりするのです。
でも、思考のクセから抜ける方法はもちろんあります。それは自分に思考のクセがあることを認めることが第一歩。その上で、アドバイスを自分に書いてみるのです。さあ、始めましょう。
陥りがちな思考のパターン10項目
自分に当てはまるものはないかチェックしてみて
1.ネガティブなレッテルを張ってしまう
2.「~すべき」と自分に課してしまう
3.一つのことにこだわって他のことに気持ちが向かない
4.何でもないことまで悪い出来事に変えてしまう
5.自分にせきにんがないことも自分のせいだと感じる
6.白か黒か両極端で真ん中がない
7.失敗を大げさに考えるなど、評価が大きすぎたり小さすぎたり
8.自分の感情が物事のすべての根拠になっている
9.想像力が豊かなあまり結論が飛躍する
10.「みんな~だから」と一つのことを全部に当てはめる
28日後には、新しい自分になっているためのアドバイス
上に挙げた10個の中から該当するものがあったら、まずは客観的に自分を観てみましょう。
「状況」:どんな場合だったか
「思考」:それについてどう考えたか
「根拠」:なぜそう考えたか
を思い出してみます。そして、自分の大切な人に話すつもりで、アドバイスを紙に書いてみましょう。
そうすると、
1.客観的に観る
2.自分の価値基準を押しつけない
3.人はいろいろな考え方をすると知る
4.人の話をいろいろ聞いて一つで判断しない
5.自分と、起こったことを切り離して考える
ことができるようになっていきます。
これを28日間続けてやると、変わってきた自分に出会え、生きやすくなっているはず!
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ライター:大嶋朋子(Lotus8)
出典:『Yogini』Vol.47/「『思考のクセ』から離れればいつも気分は上々」
監修:下條茂(ナチュラルメディカル主宰。コンディショニングトレーナー。姿勢ドクター)
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