10年先もキレイでいたいなら 【黄色い食材】を今すぐ取り入れて!
YOLO 編集部
- 2024年02月21日
いつまでも美しくありたいのなら、体の外側からだけでなく、内側からも働きかけることが大事。そこで注目したいのが、野菜や果物の色素などに由来する化学成分・ファイトケミカル。
赤・緑・黄・白・茶と、それぞれの色に優れた抗酸化作用があるのですが、特に「黄色食材」には、美肌の維持やアンチエイジングなど、女性にうれしい効果をもたらす成分が目白押し!主な食材の効能から効果的な食べ方まで、しっかりマスターしちゃいましょう。
Index
ポリフェノールがビタミンCの働きをサポート「レモン」
毎日の美容と健康を支える、アンチエイジング&生活習慣病予防
黄色い食材の代表格と言っていいのがレモン。レモンには、ビタミンCが果肉100gに100mgも含まれており、これはあらゆる食材の中でもトップクラス。このビタミンCの働きをポリフェノールが助け、老化や生活習慣病の予防効果を高めてくれます。
ビタミンCにはコラーゲンの生成を促進させる働きもあり、美肌作りの強い味方。この他、苦味成分のヘスペリジンには、毛細血管を強くして血流をよくする作用も。
ポリフェノールの摂取には皮ごと利用を
ポリフェノールは皮に豊富に含まれているので、塩レモンや蜂蜜づけにして、皮ごと楽しむのがおすすめ。皮についているワックスは、塩をつけて擦り落としてから使いましょう。
低温障害を防ぐため、保存は冷蔵庫の野菜室で
レモンは乾燥と低温に弱い野菜。なので、ポリ袋などに入れてから、冷蔵庫の野菜室で保存がベター。輸入レモンは常温でも長持ちしますが、国産レモンの保存は2週間ほどが目安。
β-カロテンが病気や感染症から体をガード「カボチャ」
肌トラブルの解消にも! アンチエイジング&風邪予防
「冬至に食べると風邪をひかない」との言い伝えがあるように、カボチャには風邪などの感染症や生活習慣病、がんの予防に有効な、β-カロテンやビタミンCがたっぷり!乾燥肌や肌荒れなどの、肌トラブルの解消にも力を発揮してくれます。
β-カロテンは油を使った調理で吸収率アップ
油に溶けやすい性質を持つβ-カロテンは、炒め物や揚げ物にして摂るのがベスト。ワタには果肉の約2倍のβ-カロテンが含まれ、皮にも栄養が詰まっているので、ワタは味噌汁の具にしたり、なるべく皮を残して調理したりして、上手に活用を。
長期保存は丸のまま冷暗所で
丸ごと保存する場合は、冷暗所か常温に置いてOK。カットしたものはワタと種を取り除き、ラップをしてから冷蔵庫へ。調理しやすい大きさにカットしてから保存容器に入れ、冷凍保存するのも◎。
この他、ミカンや柿の色素の一種であるβ-クリプトキサンチンにも注目。これは皮膚細胞にも多く存在する成分で、摂取することでヒアルロン酸の量を増やし、美肌の維持に役立ちます。
また、トウモロコシに含まれるゼアキサンチンは、目の老化を抑えて視力低下を予防したり、白内障などのトラブルを未然に防いだりと大活躍。賢く食事に取り入れて、ヘルシー美人になりましょう!
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■星野春香/監修
1992年生まれ。管理栄養士。主催の料理教室「For Love Kitchen」は即日満員になるほどの人気。またテレビ東京「ガイアの夜明け」への出演や、コールドプレスジュース専門店「EJ JUICE & SOUP」や「PIZZA & CAFFEなポリス」の商品開発にも携わるなど、幅広く活躍している。
出典:『色と食材の食事術』、監修/星野春香(管理栄養士)
ライター:夏井美波
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