健康の為に覚えておきたい【調味料の選び方】
YOLO 編集部
- 2024年02月29日
産地を選び、旬で、おいしそうな見栄えの食材を毎回選んで食べていても、「調味料の選び方」に失敗して、じつは体を元気にすることがうまく叶っていないことがあります。美しい体を得るために、体内に摂取するものはどんなものでも注意を払っておくべきというのは体づくりの基本です。今回は、ダイエットでも人気の酢と、日本の食生活に欠かせない醤油について紹介します。
本物の酢は「米だけ」で製造されている
酢の原材料はたったひとつ「米」のみです。購入前に、酢の入ったボトルのラベルを吟味してみましょう。米以外に、アルコールや酒精が原材料に表記されているものはできるだけ避けましょう。アルコールを使用すると、酢を製造するうえで必要不可欠な酢酸菌まで死滅させてしまうためです。
「マイルドな味わい」「これ一本で味付け可能」などと謳われている商品のほとんどは、果糖ブドウ糖液糖など多くの添加物が含まれています。シンプルな酢を選び、調理のときは酢に砂糖、塩、醤油などで味付けしてあげるほうが栄養面でもおいしさの面でも理想です。
「大豆、小麦、塩」だけで製造された醤油がベスト
醤油の原材料は、「大豆、小麦、塩」の3つだけです。本来はこの3つの食材が発酵していく過程で、黒々とした醤油の色味に変化していくのです。しかし、安価な醤油にはカラメル色素などで色付けされていることがあるので、購入前には必ず商品のラベルを確認しましょう。
ラベルを見ると、「大豆、小麦、塩」以外に殺菌目的のためにアルコールが記載された商品があります。このような商品は日持ちはしますが、本来の醤油がもつ良い菌まで殺されてしまうので、できるかぎりアルコールの入っていない商品を選ぶのがオススメです。
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●星野春香/監修
1992年生まれ。管理栄養士。主催の料理教室「For Love Kitchen」は即日満員になるほどの人気。
またテレビ東京「ガイアの夜明け」への出演や、コールドプレスジュース専門店「EJ JUICE & SOUP」や「PIZZA & CAFFEなポリス」の商品開発にも携わるなど、幅広く活躍している。
出典:『色と食材の食事術』、監修/星野春香(管理栄養士)
ライター:YOLO編集部
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