カラダのトラブルは爪に表れる?!日頃からチェックしておきたい4つのポイント
YOLO 編集部
- 2024年03月14日
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爪は何からできている?
第一印象のアップにもつながる「爪」。ネイルサロンに通ったり、お家でもお手入れしている女子は多いかと思います。そんな爪、何からできているか知っていますか?
硬い形状から推測して、骨や軟骨のようだからカルシウム…と言いたいところですが、意外なことに爪は皮膚の一部。皮膚の表面の角質層や髪の毛と同じ、ケラチンというタンパク質でできています。
爪を見るとわかること
爪を見ると病気がわかる、などと言われることがあります。これって本当なのでしょうか?
確かに爪は病気を診断する時の目安になります。肝硬変になると白っぽく濁るとか、鉄欠乏症貧血ではスプーンのように爪の先が反って中央が凹んだ「スプーン爪」になることがあります。おおむねそれらの変化は、病気の中期以降に現れることがあります。
ただ、爪に変化が現れたからといって、必ずそうなるワケでもありません。自己判断はせず、専門医を受診しましょう。今回は気になった時にチェックできる、爪に現れるサインをご紹介します。
【筋の入った爪】
縦筋は爪の老化。横筋は爪いじりのクセによる爪母(そうぼ。爪の根本)の外傷や心身の強いストレス、無理なダイエットで起こる。
【扁平でもろい爪】
「扁平爪」と呼ばれ、貧血や甲状腺機能亢進症などの病気がある場合も。
【爪の表面が点状に凹む】
乾癬(かんせん)などの皮膚病にかかりやすい人に見られる。爪が白く厚ぼったくなり、爪水虫と似た変化が見られる。
【爪の表層が二枚になる】
貧血の他、水分不足などで爪が乾燥したことにより、爪の表面の層がはがれる。保湿して様子を見ましょう。
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ライター:幸雅子
出典:『手のひらセルフケア』/「美しく健康な爪は正しい知識から」
監修:野田弘二郎/’09年に「神楽坂 肌と爪のクリニック」を開業。日本形成外科学会専門医でありながらプロのネイリストの資格を持ち、爪治療に対して、健康と美容の両面から確かな知識と技術で診療にあたる。
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