つら~い生理にはビタミンEを!おすすめのカボチャとナッツの活用法
YOLO 編集部
- 2024年03月25日
毎月やってくる生理。手足の先が冷えて痛くなったり、お腹がズーンと重くなったり…。おかげで気持ちまでどんよりしがち。渋々耐えながらやりすごしている人がいる一方、軽やかに乗り切っている人もいます。体質だから…と諦めてしまうのはちょっと待って!ツライ生理の症状を少しでも軽くすべく、栄養に注目して解決策を探ってみましょう。
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鉄やビタミンB群だけではない!注目の栄養素はビタミンE
生理中の体ケアと言えば、貧血を防ぐための鉄、神経伝達や子宮の収縮にかかわるビタミンB群が挙げられます。もちろん、これらはとても重要。生理中の体ケアに力を発揮します。
もう一つ、生理時の症状緩和に役立つのがビタミンEです。ビタミンEは老化予防のビタミンとして知られていますが、副腎や卵巣に蓄えられ、女性ホルモンの分泌を調整する働きがあることから、生理痛や生理不順などを緩和する医薬品にも用いられています。また、ビタミンEには抹消の血管を拡張する働きがあるので、生理中の冷え改善にも有効です。
幸い、ビタミンEは一般的な食材から十分摂ることができます。生理時の不調に悩まされているなら、摂らない手はありませんね。
ビタミンEを多く含むオススメ食材は?
ビタミンEを多く含むのは、タラコやイクラなどの魚卵、アンキモ。しかし、これらの食材をこまめに取るのはちょっとしんどいですよね…。そこでオススメしたいのが、カボチャや赤ピーマン、ダイコンの葉。手軽に普段の食事に取り入れやすく、多めに取っても問題なしです。
100g中のビタミンE量をチェック
アンキモ…13.8mg
イクラ…9.1mg
タラコ(生)…7.1 mg
モロヘイヤ…6.5mg
うなぎ(蒲焼き)4.9mg
ダイコンの葉…4.9mg
カボチャ…4.7mg
赤ピーマン…4.3mg
カボチャとナッツの粒々ポタージュ
【材料】(2人分)
・カボチャ…300g
・めんつゆ(3倍濃縮)…小さじ2
・牛乳…200ml
・アーモンド、くるみ…各5粒
【作り方】
1 カボチャは種とワタを除き、1~2cm角に切る。
2 鍋に水200ml、めんつゆ、カボチャを入れて中火にかけ、軟らかくなるまで煮たら、お玉で軽くつぶす。牛乳を加えて、沸騰しない程度に温める。
カボチャ100gで一日推奨量の約60%を取ることができます。アーモンドにもビタミンEが多く含まれるので、合わせて取ればさらに効果アップ。忙しい人は、多めに作って冷蔵、または冷凍保存しておけば、ツライ症状が出た時に、電子レンジで温めてすぐに食べることができます。めんつゆの醤油味と、カボチャの甘味を牛乳に合わせると、どこかプリンのような雰囲気になるので、気分も上がります!ぜひお試しを。
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撮影:落合明人
ライター:藤岡操(栄養士)
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