春先はまだ体が冷える…そんな冷え解消に役立つ精油6種!
YOLO 編集部
- 2024年04月11日
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脳にダイレクトに伝わり即効性のある「アロマ」
花の香りやフルーツ、森林の香りなどの植物の香りによって、心や体にさまざまに働きかけるアロマテラピー。香りは嗅覚を通り、脳にある感情や本能をつかさどる「大脳辺縁系」や、自律神経をつかさどる「視床下部」にダイレクトに届き、体温や睡眠、ホルモンの分泌、免疫機能などのバランスを整えるように働きます。
アロマテラピーを実践する方法として代表的なのは、植物から抽出した香り成分である精油(エッセンシャルオイル)を使ったもの。専用のディフューザーやポットを使って空気中に香りを拡散させる他、ティッシュやハンカチに少し垂らしてほのかに香らせる「芳香浴」、湯を張った洗面器や湯船に直接精油を垂らして、全身または一部を浸ける「沐浴」などがあります。
今回は冷え性の改善にも有効な精油をご紹介します。
冷え解消のエッセンシャルオイル6選
◇ジュニパーベリー
さわやかなウッディ調の香り。体を温め、刺激する。冷えと湿気を取り除き水分バランスを整えてくれる。リンパの流れをスムーズにするため、マッサージオイルに混ぜて使用するのもオススメ。
◇シナモン
甘みのあるスパイス系の香り。血液の循環を促し、免疫を上げてくれる。風邪やインフルエンザなどの感染症にも有効。
◇ジンジャー
スパイシーな香り。血液循環を促進し、体を温め、活力を与えてくれる。特に消化器系に効果的。
◇マジョラムスイート
甘いハーブの香り。リラックスと強壮のどちらにも働きかけ、バランスを整えてくれる。冷えを緩和するので、冷えが原因で起こる下痢・便秘・胃腸の不調にも有効。
◇サイプレス
フレッシュなグリーン調の香り。婦人科系トラブルにも有効。老廃物を排出しむくみを緩和。マッサージオイルに入れるのもオススメ。
◇コリアンダー
ほのかに甘いスパイシー系の香り。気の流れを循環させる。特に胃腸の症状を癒す。筋肉痛や関節痛などの痛みの緩和にも有効。
妊娠中などは使用不可のものがあるため、使用する前に専門店で確認が必須です。自分にとって心地いい香りでないと効果が得られにくいので、必ず嗅いでから購入しましょう。
単体で使うのもいいですが、好きな香りとブレンドするとリラックス効果も得られて、相乗効果もありますよ。
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ライター:幸雅子
出典:『Yogini』vol.61/「ヨガと自然療法で冷えを解決する」
監修:下條茂/ホリスティック医療の専門学校 ナチュラルメディカルカレッジ学長、NPO法人WHA主宰。医師、歯科医などと連携し、さまざまな治療を総合的に取り入れることで自己治癒力を高め、生活の質を向上させる治療法が支持されている。
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