消化力を高める食事法で美しくなろう!
YOLO 編集部
- 2024年04月22日
誰もが憧れる健康的な人になるには、「消化力」を高めること。ヨガと姉妹関係にある伝統医療アーユルヴェーダでは、そう言われています。体内をきれいに浄化しておけば、体にいいことをした時の効果はグンと上がります。デトックスにも栄養補給にも高い消化力が必須です。
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デトックスから始めよう
体にいいものを食べても消化ができず、未消化物を体に蓄積していては、健やかにはなれないでしょう。きちんと消化できる体にするにはまず、日ごろたまった未消化物の毒素をデトックスします。
ステップ1「浄化」
必要な栄養を取り込み、不必要なものを排出すること。体の浄化に役立つ食材をご紹介します。
・ショウガ
できれば食前30分前に口にしておくと、消化力にスイッチが入り、体の浄化が促される。胃腸の調子が整ったところで食べ物を送り込むことができて、消化がスムーズになる。
・白湯
沸騰させたお湯を冷ましながらすするように飲もう。利点は体温が保たれること。白湯は、消化剤として体の内側の油汚れを洗い落としてくれる。排泄を促し、便秘解消にも効果的。
・はちみつ
体の脂肪を燃焼してくれる作用がある。でも40度以上の熱を加えてしまうと、消化どころか反対にやっかいな毒素となってしまうので、加熱処理されたものより、生はちみつを厳選しよう。食べ方は大さじ2〜3を生のまま口にするといい。
・運動する
適度な運動は消化作用を促してくれる。目安はうっすらと汗をかく程度。代謝が上がり、体内の循環がうまくいく。循環にはいいものを吸収し巡らせるばかりでなく、いらないものを排泄するという作用も含まれている。
ステップ2「良質な食事」
正しい食べ方は、落ち着いてよく噛み、感謝して、腹八分目で食べることが基本。
・炊きたての白米
おすすめはお粥。スムーズに栄養が吸収されやすい。ちなみにインドでは昔から、金曜日の朝の牛乳粥は吉兆な食べ物だとされてきた。お粥を炊き、そこに牛乳を足して、火にかけて食べるといういたってシンプルな食べ方。
・牛乳
沸騰させてから食べること、そして、酸味や塩味と一緒に取らないこと、この2点を守ろう。もし、牛乳に抵抗があるなら、乳製品でもOK。乳製品は基本的に塩分が高く消化に重いが、モッツァレラチーズやフレッシュチーズならよいとされる。
・旬の食べ物
なるべくその土地で穫れた、収穫したての、新鮮なものを選ぶようにしよう。生で食べるよりは、蒸したり、煮たり、少し火を通したほうが消化にはいい。サラダなら小皿程度にする。フルーツはちょうどよく熟したものを選ぶこと。
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ライター: 安藤けいこ
出典: Yogini vol42「ヨガで健康になる理由」
監修: 北井一美/アーユルヴェーダサロンを「Arcier〜アーシャ」主宰。アーユルヴェーダセラピスト。日本アーユルヴェーダ・スクール講師。セラピストの育成の他、自宅やヨガスクールなど、日本各地でアーユルヴェーダ講座を行う。
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