デスクワークで座りっぱなしなら、股関節をほぐそう!
YOLO 編集部
- 2024年04月23日
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座りっぱなしで姿勢が崩れていない?
コロナ期を経て、家の中で過ごす時間が増え、テレワークの人などは座りっぱなしの時間が以前よりも長くなったのでは?もし体の不調を感じていたり、姿勢が悪くなっているかも?と思う人は、股関節のバランスが崩れているのかもしれません。
上半身と下半身のバランスを取るべき場所の股関節は、骨盤にある寛骨臼(かんこつきゅう)と、そこに収まる大腿骨頭で構成されています。背骨のS字カーブと股関節は、重力を受け止めるクッションの役割。股関節は背骨を通ってきた重力を、両脚へ分散させます。ここの動きを損なうと、力が分散されず腰椎へ注がれ、腰痛の原因になります。
股関節は目立った症状がないため、その動きに無頓着になりがち。しかし、股関節が動かないと、結果的に全身に不調をもたらします。体を前のめりに使う傾向がある人は、股関節が固まりやすくなります。
座りっぱなしの姿勢が多い人は、足の筋肉のバランスが崩れることで転びやすくなったり、腰を痛めたりと、全身に歪みや不調をもたらします。筋肉がかたまることで股関節の可動域を狭めることもあります。股関節の機能を使えてないケースがあるので、股関節を意識して動かすようにしましょう。筋肉の連動がスムーズになり、これまで感じていた体の不調が改善されていく可能性もあります。
股関節が正しく動いているかチェック
自分の股関節を触ってみましょう。股関節がきちんと動いている人は、骨盤の前後傾がスムーズ。実際に股関節を基点として、骨盤の動きを感じられるでしょうか?
股関節を簡単にほぐす方法
まず、股関節周辺に感じられる出っ張り=大転子(股関節の一部)を見つけ、ここ押さえて意識しながら、股関節を回します。股関節から輪切りになったようなイメージです。続けるうちに柔軟性が上がっていきますよ。
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ライター:安藤けいこ
出典:yogini vol.18「ヨギーニの美しさを科学する」
監修:平山昌弘/日本体育大学大学院修士課程修了。運動生理学、機能解剖学を専門とし、Awareness Anatomyを提唱。
原田優子/94年よりアロマテラピーを中心としたボディワークをはじめる。アロマテラピー講師を務める傍ら、助産院にて妊産婦のケアに携わる。
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