たまに起こる小さな切り傷・火傷・トゲには「おばあちゃんの知恵袋」が役に立つ!
YOLO 編集部
- 2024年04月30日
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うっかり起こりやすいトラブルも
人目につきやすい肌のトラブル。早い段階で対応したいですよね。そんな時はおばあちゃんの知恵とも言える「自然療法」を試してみませんか?今回は、ちょっとしたことで起こりやすい「切り傷・すり傷」、「ちょっとしたヤケド」、「トゲ刺さり」にアプローチ。植物、野菜でケアできる方法です。
切り傷・すり傷には「肌の万能薬、アロエで手当て」
アロエの葉の皮を包丁、またはピーラーなどでむき、ヌルヌルした透明なゼリー状の部分を患部に直接つけ、こすりつけます。
アロエには美肌に有効な成分が含まれ、老廃物を排出します。切り傷の他、あかぎれや関節痛、筋肉痛、虫さされなどにも効果があり、万能薬と言われています。アロエの生葉のトゲを抜いて切り込みを入れ、湯船に浮かべるアロエ風呂もオススメ。刺激が強い場合は量を調整してください。
ちょっとしたヤケドには「冷やした後、アロエかキュウリで湿布」
まずは流水や氷水で冷やすことが大切。その後、アロエの葉の皮をむき、ゼリー状の部分をガーゼに張りつけ、患部に汁を当てて、包帯などで固定します。キュウリを輪切りにし、汁を患部に当てて固定するのも効果あり。水泡の発生やあとが残るのを防ぐことができます。
観葉植物としても存在感のあるアロエ。家に一つあると、いざという時に便利です。生葉でかじると頭痛や胃痛にも効果があります。
「サトイモの力で自然にトゲを押し出す」
トゲが深く刺さった時は、すりおろしたサトイモや梅肉を直接、またはガーゼなどに塗って張っておくと、翌朝にはトゲの頭が押し出され、ラクに抜くことができます。浸透圧の作用でサトイモが水分と一緒にトゲを吸うためです。また、患部に5円玉の穴を押し当てると、毛抜きで抜けやすくなります。
肌の弱い人は、サトイモでかぶれないように注意しましょう。また、肌に雑菌が入りやすいので、夏場は避けたほうが無難です。
※おばあちゃんの知恵は、地方や家庭によって多少の違いがあります。あなたの地域ではどんな知恵が伝わっていますか?
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ライター:幸雅子
出典:『自然力ケア』/「おばあちゃんの知恵袋 日々の自然療法」
監修:高橋秀生/NPO法人おばあちゃんの知恵袋の会・理事。実体験を経た健康法を研究し、普及している。
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フィットネス、スポーツ、ヘルスケア、食、旅などをテーマに、毎日を楽しく前向きに生きるためのコンテンツをお届けします。