ダイエット停滞期こそたくさん食べる日を作って、挫折にサヨナラしよう!
YOLO 編集部
- 2024年06月13日
Index
停滞期に立ち向かうのには「チートデイ」!
ダイエットの挫折原因の第1位と言えるのが、「停滞期」です。今までどんどん体重が減っていたのに、ある時から急に体重が減らなくなってしまう…。食べる量も制限し、運動もしているのに、です。この停滞期が耐え切れずに、ダイエットへのモチベーションがわかなくなり、結局、ダイエットに挫折してしまう。そんな経験をした人は多いはないでしょうか? そんな人にオススメしたいのが「チートデイ」を取り入れることです。
体をだませば、停滞期は防げる!
停滞期の原因は、体の防衛本能にあります。体は入ってくるエネルギーが減ると、少ないエネルギーでも生命を維持できるように、代謝を落としてしまうためです。この現象が発生すると、筋肉は分解され、体脂肪は蓄積されやすくなります。つまり、過度な食事制限をしている人ほど、停滞期が訪れやすくなります。
この停滞期を防止するのが「チートデイ」です。チートデイとは、ダイエット中でも好きなものを食べる日を一日だけ作ること。チートとは、日本語では「だます」という意味。その名の通り、体(脳)をだますテクニックというわけ。定期的にエネルギーを体に供給することで、脳は栄養不足を感じることがなく、代謝の低下を防げ、停滞を防ぐことができるという仕組みです。
週1回、1食、我慢していたものを好きなだけ食べる!
基本は、週に1回、チートデイを決めて、その日だけは好きのものを好きなだけ食べるようにします。もちろん、チートデイの後は若干体重が増えてしまいます。しかし、翌々日くらいからは、再び体重が減っていくようになります。
ただし、チートデイとはいえ、3食ではなく、1食だけ好きなものを好きなだけ食べるようにするのがポイント。そして、普段、控えている食品を好きなだけ食べましょう。
例えば、ご飯などの炭水化物、甘いものを制限している人は、ご飯や甘いものを1食だけは思う存分食べる。脂質を普段控えている人は、脂質の多い食べ物を思う存分食べるという方法です。
日ごろ制限していない食べ物は増やさない
注意してほしいのは、日ごろ制限を設けていない食べ物の量は、チートデイには増やさないことです。例えば、ご飯やパンなどの炭水化物を普段もしっかり食べている人は、チートデイでは、その量を控えて下さい。脂質を制限している人は、脂質を思う存分に食べるけれど、炭水化物の摂取量は増やさない、または控えるようにします。
チートデイがあれば食事制限のツラさも軽減でき、ダイエットを長続きさせることもできという、メンタル面でもメリットもあります。そのため、この方法は、長期的かつ継続的にウエイト管理をしなくてはならないアスリート達も取り入れています。
- Brand :
- YOLO
- Credit :
-
ライター:楠田圭子
監修:桑原弘樹/桑原塾 主宰。NESTA JAPAN(全米エクササイズ&スポーツトレーナー協会 日本支部)のPDA(プログラム ディベロップメント アドバイザー)。これまで100以上のトップアスリートのコンディショニングサポートを行ってきた、ボディメイクのスペシャリスト。
Share
Profile
フィットネス、スポーツ、ヘルスケア、食、旅などをテーマに、毎日を楽しく前向きに生きるためのコンテンツをお届けします。