ヒザ裏を見れば○○の歪みが分かる?!
YOLO 編集部
- 2024年07月15日
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まずは内臓の歪みをチェック
骨格、リンパ、神経など体全体から調整していくオステオパシー。本格的な調整をするには専門医に診てもらうべきですが、体の歪みをチェックして、内臓の位置を調整することはセルフでも可能です。
普段の姿勢が悪かったり、クセがあったりすると体に歪みが出てきてしまいます。その影響はなんと内臓にも。
内臓の位置が正常な位置にあるかどうかを手っ取り早く知るには、ヒザ裏をチェックします。
左右の高さに差があれば、内臓の位置がズレている証拠で、冷えや体の不調が出る信号でもあります。その場合は、ヨガポーズで内臓の位置を調整していきましょう。
内臓の位置がズレていると、ポーズを練習する際、左右や前後の動きやすさに差を感じるかもしれません。そんな時は、スムーズなほうから動き始め、後からできないほうを行います。
これがオステオパシーの考え方。スムーズなほうから動き、脳にできないほうを誇張して伝え、正常な状態に戻すように信号を出させるためです。
内臓の歪みに効くヨガポーズ
どのポーズも左右、前後の動きやすさの差を感じたら、動かしやすいほうから始めましょう。
内臓を伸ばして調整「パールシュバウパビスタコナーサナ」
1:脚を左右に広げて座り、足の指先は天井へ向ける。背筋を伸ばす。
2:息を吸って右腕を耳の横まで上げ、吐きながら体を左に倒し、右の体側を伸ばす。息を吸いながら上体を戻す。
3:反対側も同じように行う。
ねじって内臓を刺激「アルダマツエンドラーサナ」
1:右脚を左太ももの外側に立てる。左脚を右のお尻に寄せておく。
2:右手を右脚の内側にかける。左手は左のお尻の横へ。
3:その場で息を吸って、吐きながら体を右側へねじっていく。視線は右の肩先へ。吸いながら戻る。
4:反対側も同じように行う。
前後の動きも加えてバランスを「ヴィダーラーサナ」
1:手のひらは肩の下、ヒザは骨盤の下に置いて、両手両ヒザを床に着ける。
2:その場で息を吸う。
3:吐きながら頭をへそのほうへ入れ、背中を天井のほうへ丸め上げる。
4:吐きながら背骨を反らせ、顔、お尻を天井のほうへ引き上げる。吸いながら戻る。
5:数回続けたら、最後に吐きながら元のフラットな状態に戻す。
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文:幸雅子
出典:『Yogini』vol.61/「ヨガと自然療法で冷えを解決する」
監修:下條茂/ホリスティック医療の専門学校 ナチュラルメディカルカレッジ学長、NPO法人WHA主宰。医師、歯科医などと連携し、さまざまな治療を総合的に取り入れることで自己治癒力を高め、生活の質を向上させる治療法がしじされている。
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