知っておくと安心!いざという時に役立つツボ3選
YOLO 編集部
- 2024年08月12日
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正規のツボではない“奇穴”
実はツボはたくさんありますが、そのうちWHO(世界保健機関)が定めているツボは361個あり、それを“正穴(せいけつ)”と言います。正穴以外にもツボがあります。そのうち、位置や名前が決まっているツボを“奇穴”(きけつ)と言います。
奇穴は、47個あり、経絡とは違う場所にあるのですが、押すと不思議とよく効くんだとか。ここでは、奇穴の中でもよく使えるツボを紹介しましょう。
眼精疲労にいいツボ「太陽(たいよう)」
奇穴の中で有名なのは、「太陽」。「太陽」は、目の疲れがある時に押す場所。こめかみにある奇穴で、眉端と目尻を結んだ線の中間点から、指2本分髪の生え際側に行ったところに位置します。少しぼこっとくぼんでいるので、触るとすぐに見つけられるでしょう。
パソコンやスマホで負荷がかかりやすい目をいたわるために、知っておくと便利です。
頭痛や鼻炎には眉間のツボ
また、「第三の目」とも言われる「印堂(いんどう)」も重要なツボです。
「印堂」は、眉間にあるツボです。ここも経絡上にはないけれども、頭痛や鼻炎に不思議と効きます。眉頭同士を結んだ線の真ん中にある印堂は、詰まった鼻を通るようになるだけでなく、神経を落ち着かせ、頭痛やめまいを抑えるツボです。
風邪や花粉症の時、鼻炎などでツライ時に試してみましょう。
その他にも奇穴は多数
また、嘔吐にも効く食中毒のツボ「裏内庭(うらないてい)」という奇穴があります。裏内庭は、足の裏にあり、人さし指と中指の間のつけ根のプクッと膨らんだところが目指すツボ。お灸で熱を入れたり、押したりすると下痢が止まります。
奇穴は、長年の治療経験の中で発見されてきました。さまざまな効き目がある重要なものが多いのです。
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ライター:沢田聡子
監修:森田真理/Mari鍼灸Salonオーナー
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