歳を重ねると気になってくる【抜け毛・白髪・薄毛】の悩みに、食事からアプローチしよう!
YOLO 編集部
- 2024年09月26日
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健康的な黒髪をとり戻すなら、牡蠣と柑橘類を
シミ、シワ、たるみはもちろん、アンチエイジングに取り組む女性の多くが悩んでいるのが、薄毛や白髪など髪の毛の老化ではないでしょうか。年とともにハリやコシが失われると、思いどおりのスタイリングができなくなったり、髪が細くなりボリュームがなくなるなど…。
とはいえ、白髪をはじめとした髪の老化はどうしようもないこととあきらめてはいませんか?じつは髪も肌同様に、工夫次第では老化を遅らせることは可能なのです。
髪のアンチエイジングとしてぜひ試してほしいのが、健康な毛髪を育てるために有効な栄養がたくさん含まれている食材を使った食事を摂ることです。ここからは、一緒に摂ると効果もアップする食材なども合わせてご紹介しましょう。
健康な髪に大切なのは、タンパク質と亜鉛
白髪は毛根にあるメラノサイトの働きが衰え、髪が黒くならないまま生えてきたもの。そして抜け毛や薄毛は、髪を生やす「毛包」という器官がうまく働かなくなるために起こる老化現象です。
生え変わりの早い髪の成長には、髪の材料となるタンパク質と、その合成を助ける亜鉛が必要となります。遺伝、体質、病気のほか、ストレスによることもありますが、ここでは健康な毛髪育成に効果的な食材をご紹介しましょう。
髪を育てるならタンパク質&亜鉛たっぷりの 「牡蠣」
「牡蠣」は栄養価が高く、髪の成長に必要なタンパク質と亜鉛が豊富です。合わせて摂りたい食材は、抗酸化成分が紫外線から髪を守る「トマト」、ビタミン・ミネラルが豊富な「春菊」、ミネラルの吸収を助けるクエン酸が豊富な「レモン(柑橘類)」、ビタミンCがタンパク質と亜鉛の吸収を高める「ジャガイモ」など。
お鍋やチャウダーで旨味をたっぷり味わったり、生牡蠣にレモン汁をたっぷりかけて食べるのがおすすめです。
健康的な黒髪を目指すならカルシウムが摂れる「しらす」
もう一つが「しらす干し」です。タンパク質と亜鉛に加え、髪を黒くする細胞であるメラノサイトを活性化させるカルシウムも含まれています。抗酸化力の高いポリフェノールを多く含む「黒豆」、丈夫な髪をつくる亜鉛が豊富な「カシューナッツ」、メラノサイトを活性化させるカルシウムがたっぷりの「牛乳」、髪の成分の約8割を占めるタンパク質を多く含む「豆腐」、などと一緒に摂るのがおすすめ。
スープや炒めもの、塩分を活かした混ぜご飯など、いろいろなメニューにとり入れてみましょう。
この他、黒い食べ物は髪によいといわれており、黒豆や海藻、黒ごまなどもおすすめです。体を温めて冷やさないことも白髪に予防になるので、髪によい食材とともに、髪の潤いを与える水分補給も兼ねて温かい飲み物を飲むと効果的です。
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出典:『老けない食事術』
監修:中村美穂(管理栄養士・フードコーディネーター)
ライター:楠田圭子
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