手の反射区へのアプローチで腰痛を緩和できる!
YOLO 編集部
- 2024年11月13日
Index
腰の疲れを反射区マッサージで回復!
腰痛は男女ともに、肩コリに次いで多くの人が悩んでいる症状です。急性・慢性の痛み、姿勢の悪さなどによる筋肉疲労だけでなく、脊柱の病気や内臓疾患からも発症します。ストレスや脳の問題が原因になる場合も。このように要因が多数あるため、その改善を促す手足の反射区、ツボも多数あります。自分の症状とあわせて、まずは手軽でかんたんな反射区マッサージを試してみましょう。
腰に直接アプローチする手の反射区
急性・慢性に限らず、腰痛の原因の多くは、腰周辺の筋肉がこり固まった状態になっていること。中指の第二関節下にある心臓・肺の反射区を刺激し血流を促しつつ、腰に直接働きかける手の甲の親指の下の反射区をやさしくもみほぐしましょう(左腰の場合は右手、右腰の場合は左手です)。また、ぎっくり腰の特効ツボとして有名なのが、中手骨の付け根。ここを垂直に人差し指で押すことでぎっくり腰の痛みを飽和できると言われています。
【心臓・肺の反射区】
【左腰の反射区】
【右腰の反射区】
【腰腿点のツボ】
内臓系と内分泌系を足裏マッサージでケア
腰痛対策に有効なのが、骨をつくり筋肉を動かすために必要なカルシウム濃度を調整するホルモンが分泌される副甲状腺の活性化。この反射区は足裏の親指の付け根の下、出っ張った骨があるところです。ここをじっくりと親指の腹で押していきましょう。また、女性特有の腰痛の原因となるのが骨盤と子宮(前立腺)です。骨盤の反射区は足裏のかかと部分。親指の腹で強めに刺激することで、骨盤周りの筋肉を緩めて腰痛を飽和するだけでなく、婦人科系の不調からくる腰痛にも効果があると言われています。子宮の反射区は、足の側面の内側、かかと部分。ここをもみほぐすことでホルモンバランスを整え、生理痛などによる腰の痛みを軽減することにつながります。
【副甲状腺の反射区】
【骨盤の反射区】
【子宮(前立腺)の反射区】
※紹介しているマッサージは、肩コリや腰痛、脚の疲れなどの不快な症状を改善することを目的としていますが、これらはあくまで医療行為ではなく、補助的な手段となります。実施する際、ひどい痛みや体調不良を感じた場合はすぐに中止してください。
※また、マッサージやストレッチの効果については、個人差があることを予めご了承ください。
- Brand :
- YOLO
- Credit :
- 出典:『超かんたん! マッサージ』(枻出版社)
Share
Profile
フィットネス、スポーツ、ヘルスケア、食、旅などをテーマに、毎日を楽しく前向きに生きるためのコンテンツをお届けします。