
花粉症じゃなくても花粉で肌が荒れるってホント?!

YOLO 編集部
- 2025年01月21日
「なんか肌がチクチクする」「炎症しやすくなってる気がする」と感じたことありませんか?それ、花粉による症状かもしれません。実は、花粉症かどうかに関わらず、花粉が肌荒れを引き起こすことが分かっているのです。
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スギ花粉で肌が荒れるってホント?
例年、2月あたりからが花粉シーズンと言われています。そして、年々飛散量が増えているとかいないとか……。さまざまな花粉がある中でも、いち早く飛散し始めるのがスギです。
スギ花粉の抗原タンパク質「Cry j1」と有用薬剤(トリペプチド)の作用メカニズム(イメージ)
スギ花粉にはトロイビンというタンパク質を活性化させてしまう力があるそうで、肌荒れが起きてしまうんだとか。いわゆるアレルギー反応とは異なるメカニズム。つまり、花粉アレルギー(花粉症)の有無に関係なく、誰もがスギ花粉によって肌荒れを起こしてしまう可能性があるということに……!
スギ花粉による肌荒れはコラーゲン
「私は花粉症ではないから大丈夫!」ということではないことがわかったため、花粉による肌荒れ対策を毎日のスキンケアルーティンに取り入れるのがベター。では、どんな成分を取り入れるのがいいのでしょうか。
とある研究結果によると、スギ花粉による肌荒れにはトリペプチドが有効だそうです。トリペプチドとは、グルタミン酸、システイン、グリシンからなるコラーゲンの一種。そのトリペプチドを肌に塗布すると、皮膚の水分蒸散量が抑えられて、うるおい低下を防ぐことがわかっているそう。
スギ花粉による肌荒れに困ったときは、トリペプチドが配合されているアイテムを取り入れてみるのも解決策のひとつ。そして、毎日のスキンケアルーティンで意識したいことはこの3つポイント。
花粉による肌荒れを防ぐためのポイント
ポイント1 保湿ケアは入念に
肌が乾燥していると、花粉やほこりなどの外的要因が付着しやすいと言われているため、引き続き保湿ケアは入念に。まずは、化粧水で徹底的に保水をしましょう。肌にしっかりと水分を与えてから、美容液、乳液、オイルなどを取り入れてください。
ポイント2 花粉の付着を防ぐベースを取り入れる
年々、飛散量が増えるに伴い、花粉の付着を防ぐ技術を採用した日焼け止めが増えています。花粉による肌荒れ予防と紫外線対策が同時にできるので、花粉シーズンは重宝するアイテムです。
ポイント3 花粉による細胞の悪さを落ち着かせる
花粉の付着を防ぐこととともに行いたいのが、花粉が肌に付着することで起こる細胞の活性化を抑えること。花粉による肌荒れ対策アイテムは、洗顔に美容液、外出時に取り入れる用と、ラインアップが増えてきているので、毎日のケアに導入してみるのもおすすめです。
スキンケアを花粉対策にアップデート
花粉や紫外線、乾燥と、1年を通して肌悩みは尽きないもの。だからこそ、その時々の環境や自分の肌状態に合わせてケア方法はアップデートしていきましょう。
- Brand :
- YOLO
- Credit :
- ライター:木川誠子
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