【美脚鍼灸師】が伝授。自分の体の声を聞いてみて!未病がある人は筋トレをしないほうがいい!?
YOLO 編集部
- 2020年07月20日
エステティシャン・鍼灸師として豊富な経験を持つ森田真理先生に、ツボ押しできれいになる方法を教えてもらうこの連載。今回は「ツボで体作り」を紹介。つい頑張りすぎてしまうトレ女のみなさん、ちょっと待って!自分の体の声、聞こえていますか?
Index
筋肉がちゃんとつくのは、健康な体
ヨガのクラスに通っている真理先生、そこで心配な女性をよく見かける。
「体のあちらこちらを痛めているのに、毎日のように来ているんです。しかも1クラスでやめておけばいいのに、2クラス、3クラス出たりしてる。それではかえって、故障してできなくなってしまう。 “無理だな”と思ったら、そのポーズは取らないでおけばいいのに、それでも頑張って体をおかしくしちゃってるんだと思うんです」
真理先生が感じているのは、「自分の体の声を聞けなくなっている方が多い」ということ。「“ここまではいいけど、ここからはちょっと危ないな”という、その感覚は大事ですね」。
筋力トレーニングについても、同じことが言えます。
「正しく筋トレしてケアしていれば、ちゃんとトレーニングの効果が出てくる。でも体が悪い人が筋トレすると、かえって悪くなっちゃうんです」
体はトレーニングが育つ「土」
体は、トレーニング効果という作物が育つ土です。
「ミネラルがたくさん入っているいい土に種をまけば、たくさん作物が育つんですね。でも硬くて養分が入っていない、害虫・石・農薬だらけの土みたいな体でいくらトレーニングしても、効果があるどころか故障します」
不調を放置したままトレーニングをしても、かえって体を悪くする、と真理先生。
「体のバランスがいい方が運動すると、健康度がアップする。でも体がアンバランスな方が運動すると、より自律神経が乱れてゆがみやコリが出てきます」
トレーニングの大前提としてあるのは、基本的なところが整った体。
「健康であれば、適度な筋肉と脂肪はちゃんとつきますから、筋肉が全然つかないということは、そもそも体が未病の状態なんです。ちゃんと睡眠を取り、タンパク質を補充していて、関節が軟らかく、血流がいい状態の方がトレーニングをすると、どんどん効果が上がっていきます」
ツボを触って臓器の声を聞こう
自分の体の声を聞くために、ツボ押しはとても効果的な方法です。
「ツボを触ることによって、臓器の状態が全部わかってくる。ツボを押してあげると刺激が脳にいって、脳から自律神経を介して、臓器の血流がよくなるんです」
ストイックに鍛える前に、体を整えてあげる必要がありそうです。
「ある程度、体がよくなってからトレーニングしたほうがいい。根底から体をケアしながら、いい食事もして、そしてトレーニングもする、という風になるといいですね」
ライター:沢田聡子
監修:森田真理/Mari鍼灸Salonオーナー。痩身・美容鍼灸家として人気が高い。オリジナルブランド「ぎんざ美人灸」を持つ
- Brand :
- YOLO
Share
Profile
フィットネス、スポーツ、ヘルスケア、食、旅などをテーマに、毎日を楽しく前向きに生きるためのコンテンツをお届けします。