だるくて何もかも億劫な春。こんな方法で解決できるかも?
YOLO 編集部
- 2017年01月27日
四季のある日本は季節ごとに大きくエネルギーが変化しますが、数千年前から続くインドの伝統医療であるアーユルヴェーダでは、気候のエネルギーの状態を三つのドーシャ(質)に分けて考えます。ヴァータ(風)、ピッタ(火)、カパ(水)です。
新学期や新年度が始まるなど、人間関係が気になる春は、乾燥期が終わり潤いが出てくるカパの季節。気温が上がって雪が溶け、新芽が芽吹きます。冬に詰まっていたものが溶け出し、だるくなったり、体が重くなったりと、カパの特徴が出てきます。カパは水と土のエネルギーが優勢になるので、心身の状態も影響を受け、別れをいつまでも思い悩んだり、新しい出会いを受け入れられない…ということも起こったりするかもしれません。外に出るのも億劫になってくるようなら、かなりカパに引っ張られている可能性大。重さを取り払う工夫が必要です。
まずは自分のカパ度チェック。
・だるい
・重い
・ずっと眠い
・足がむくむ
・気が進まない
・人と話したくない
・できれば家から出たくない
ということが多かったら、かなりカパ度が高い状態です。
解消には、まず食事に気をつけましょう。油や乳製品を多く取っているなら控え、重さと水の塊を遠ざけます。春ならではのデトックス野菜である菜の花、春キャベツ、山菜などを食べるとカパが減ってきます。ご飯には雑穀を多く入れて、味つけは薄めにしましょう。
また、意識して明るく、前向きに振る舞って、重さを吹き飛ばします。挨拶も面倒と思う可能性もありますが、そうなったら余計に明るく、相手の目を見て声も大きくしてみます。気持ちを作ってでも変えていくといいでしょう。
ライター:豊田紗江
出典元:『Yogini』Vol.39 「アーユルヴェーダは生き方の科学です」
監修:西川眞知子(日本ナチュラルヒーリングセンター代表。アーユルヴェーダプロデューサー)
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