眠いけど我慢してジムに行くのは正解?忙しい人のトレーニング時間の作り方
YOLO 編集部
- 2017年01月27日
忙しい人は、毎日めまぐるしいほどのスケジュールをこなしながら、トレーニングの時間をねじ込むために、睡眠時間を削ってしまったりしがち。けれど、睡眠・休息・食事は、生活の基本で、人生の質とかかわる大切な時間。ここから時間を取ってまでトレーニングに当てるというのは、絶対にNG! これらを全部、入れた上で、余った時間でトレーニングをする時間を作るという発想の転換が必要です。
中でも不可欠なのが睡眠。睡眠には、浅い眠りで体を休めるレム睡眠と、深い眠りで脳が休むノンレム睡眠がありますが、ノンレム睡眠の時に成長ホルモンが分泌されます。そして、成長ホルモンが筋肉やお肌などの組織を修復し、脂肪を燃やし、疲労を回復させます。だから、きちんと寝てレム睡眠とノンレム睡眠のリズムを体が刻まないと、組織は修復されず、脂肪が増え、老化していくという悪循環。疲労がリセットされずに、睡眠不足でいつもツライ…となってしまいます。
ところで、自分にとってベストな睡眠時間を知るには、心拍数を測るのがオススメ。心臓は疲労やストレス状態の時は心拍が速くなるので、基準にしやすいのです。まずは安静時に心拍数を計測。1週間ほど続けて平均値を出します。その基準を元に、6時間、7時間、8時間などの心拍数を比べ、どこが一番自分の平均心拍数に近いかを確認します。安静時の心拍数に近い状態が、体にとって必要な睡眠時間。それがわかったら、睡眠時間を中心に、その他のスケジュールを組み立てるようにしていきましょう。
ライター:三上あずさ
出典:『Training for Woman』Vol.1/「トレーニングするための知っておきたライフスタイル術」
監修:山坂元一(ストレングス&コンディショニングトレーナー。VIDO代表取締役)
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