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上手に脱力してパフォーマンスUP! 「骨」イメージで底力を発揮して

驚き! 瞬間に前屈が深まる

前屈してみてください。手、どこまで着きますか? 指先? 手のひら全部? いや足首まで…。と、いろいろあるでしょう。それ、あっという間にちょっとだけ深まる方法を伝授しましょう。

1枚のティッシュを用意してください。丸めて奥歯で噛みます。片側だけで大丈夫です。そして、もう一度前屈してみてください。

ほら!
急に曲がるようになったでしょう?

これは、なぜだと思いますか? 実はすごく簡単なことなのです。答えは、脱力。力を奥歯に集中させたので、その他の部分からは一気に抜けたのです。言い換えると、奥歯以外の部分が脱力したわけ。

理想は普段は脱力、いざという時に力を発揮

普段、人は無意識のうちに、いろいろなところに力を入れてしまっています。全身で頑張っていて、時に頑張りすぎてしまいます。そうすると、本来入れなくていいところに力を入れてしまって、結果、必要なタイミングで適切な力を入れることができなくなってしまいがち。それって、もったいないですよね。もっと力があるはずなのに。大きな大会で本来のパフォーマンスを発揮できないのが、その典型でしょう。

一番いいのは、いつもはいい具合に脱力しているんだけど、いざという時に、さっと力を発揮できることです。そこで、ちょっと試してみてほしいのが、「骨」で動くことです。

骨で動くとは深層筋で動いているということ

力が入るというのは言い換えると、表層筋(アウターマッスル)に力が入っている状態です。肩に力入ってるよね、っていうのはまさにそれ。でも、この力が抜けると、さっきの前屈のように、あっさり筋肉が緩むんです。

「骨」で動くというのは、自分の骨をイメージして動くということ。自分が骸骨になったような感じで動く。そうすると、筋肉としては表層筋を通り越して深層筋(インナーマッスル)が動いていることになります。深層筋は骨についているからです。表層筋と深層筋は同時には力を入れにくいので、深層筋に力を入れることができれば、表層筋の力は抜くことができるという原理です。

底力を発揮させる「骨」の動き

また、骨で動くのは、底力を発揮するということ。体の芯の部分を動かしているので、奥底の力が働くのです。また、骨をがっちりかためて動くので、負担も最小限に。これも、重いものを運ぶ時なんかに試してみると、違いがわかるかもしれません。

 

ライター:三上あずさ
参考:『「火の呼吸」で強くなる! —自分の体を変える“体”の使い方—』(小山一夫著/青春出版社)

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YOLO 編集部

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フィットネス、スポーツ、ヘルスケア、食、旅などをテーマに、毎日を楽しく前向きに生きるためのコンテンツをお届けします。

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