ランの大会で記録を残す 大会選びの4つのポイント
YOLO 編集部
- 2017年02月20日
頑張ってフルマラソンなどの大会に出場するなら、いいタイムを出したい!
そんな目標をもって大会に出場するなら、まずは大会を厳選することが重要となってきます。
なぜなら、最初から難しいコースの大会にチャレンジしてしまうと目標達成が難しくなってしまうから。とくにフルマラソンの経験が浅いランナーが記録更新を目指して大会に出場する場合、アップダウンの少ないコース設定の大会を選ぶことがポイントとなります。
オススメは、毎年2月にある「東京マラソン」。
全般的に平坦なコースが続くため、比較的好タイムが出しやすい大会です。また、3月に開催される女子限定の「名古屋ウィメンズマラソン」も平坦なコースが続くことで知られています。また、11月に開催される「つくばマラソン」もかなり走りやすいコース設定となっています。
また、気象条件や気温もタイムを左右する大きな要素のため、大会開催時期も慎重に選んでほしいところ。時期的にもっともオススメなのは11月の下旬。
寒すぎず、暑すぎずで、体力的にはもっとも楽な時期と言えます。
メンタル面もタイムに大きな影響を及ぼす要因となります。そのため、沿道に観客が多く、テンションが上がるような大会を選ぶというのも、じつは重要なポイントとなってきます。
そして、ちょっとストイックにいきたいという人は、あえて制限時間が短い、関門でのタイム設定が厳しい大会を選ぶのも一つの手です。
とはいえ、フルマラソンの経験が浅い人は、制限時間は少なくとも7時間程度の大会を選ぶほうが無難です。
加えて、大会にエントリーする前に必ずチェックしておきたいのは、関門のタイム設定と数です。
制限時間はそれほど厳しくはないものの、各関門でのタイム設定が厳しい、または関門が多い大会というのはペース管理がとても難しいのです。
そして、関門をクリアしようと無理をしてスピードアップをしたりすることで、自分のペースが乱れてしまうことも……。
その結果、タイムが大幅に悪くなってしまったり、リタイアということになったりしかねないからです。
ちなみに、フルマラソンに出場する場合、初フルマラソンという人は半年から1年はトレーニングをして、徐々に長い距離を走ることにカラダを慣らしていくことが大切。
また、規模の大きい大会はエントリーの締め切りが開催日の半年以上前ということも多いということも知っておいてほしい点です。そのため、気になる大会があるなら、常にホームページなどをチェックして情報収集をするというのも必要となります。
記録を出しやすい大会選びのポイント
●コースの高低差
アップダウンのないフラットなコースを
●例年の気温や天候
気温は10℃前後がベスト
●関門のタイム設定
関門ごとのタイム設定が自分にとって無理のないもの
●規模、沿道の雰囲気
沿道のサポーターが多いなど、テンションの上がる雰囲気の大会
ライター:楠田圭子(RUNNING Style)
出典元:RUNNING Style RUNNING Styleil.85「ラクに走り切る体づくり10か条」
監修:牧野 仁(Japanマラソンクラブ代表)
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