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正座から立ち上がる時に ひっくり返らないたった一つの方法

正座は日本独特の座り方

最近正座する機会はぐーんと減ってると思いますが、だからこそ正座をしなければいけなくなった時、悲惨な状況が待っていたりします。足を崩せない状況で耐えたのはいいけれど、立ち上がる時に、すでに感覚がなくコロン…。そんな恥ずかしいこと、大いに考えられますよね〜。

正座は世界中を見渡しても、日本独特の習慣です(ヨガのポーズの一つにはあります)。しかも日本でも江戸時代からなので、歴史的には比較的新しい座り方です。着物を着る文化だったからこそ、この座り方がちょうどよかったのでしょうね。

ちなみに、着物を着て正座すると、丹田をしっかりとポイントして、背筋が伸びている状態。これは集中力が増し、考え事をしたり、瞑想をしたりするにもいい姿勢なんです。これがあぐらになると、背筋が丸まってしまって、お腹のポイントもズレてしまうので、よりリラックスするのにいい姿勢となります。

足は虚血状態に

正座をすると足がしびれますが、これは特にヒザから下の血流ががくんと悪くなるから。つまり、虚血状態というわけ。血流が少ない=低酸素の状態なので、最初はしびれて痛みがあるものの、そのうちだんだんと感覚がマヒしてしまい、触られてもわからないほどになるのです。

ここまで頑張って正座していると、正座している時は頑張れることになりますが、立たないといけなくなった時、筋肉に力が入らず立てない…ということに。さあ、どうしましょう。

すぐに立ち上がらず感覚を復活させる

一つ方法があるんです。答えはすぐに立ち上がらないこと。

まずつま先だけ立てて、腰を軽く上げ、足を緩めてあげます。そうすると、少しずつ血流が戻ってきます。それと同時に、足の感覚がよみがえってくるので、しびれた状態でなく、きちんと安心できる感覚のある足に戻ります。

そして、足元がしっかりしてきたら、ゆっくりと立ち上がり、足裏の感覚を確かめながら一歩ずつ歩き始めましょう。

この方法は意外に、すぐに足がラクになるし、しびれも解消しやすいのでぜひ試して下さい。また、畳や床など硬めの所に座っているほうが、座布団の上に座っているより足がラクだったりするので、あえて座布団を外すのもいいかもしれません(失礼にならなければ)。

例えば、旅先で、お寺の勤行に参加することもあるかも。その時、この方法を知っていれば正座も何とか頑張れますよ!

 

ライター:大嶋朋子/『Yogini』『YOLO』の他、多くのトレーニング本や、女性の心と体を豊かにする書籍の編集に携わる。インタビューした数は1万人以上。日々、女性の心と体について知識を深めている

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YOLO 編集部

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フィットネス、スポーツ、ヘルスケア、食、旅などをテーマに、毎日を楽しく前向きに生きるためのコンテンツをお届けします。

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