サーフィン好きにオススメ!ハワイのチャントの言霊で幸運を引き寄せる
YOLO 編集部
- 2019年01月24日
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東京五輪で注目のサーフィン
2020年の東京オリンピックで競技が行われることになり、注目を集めているスポーツの一つにサーフィンがあります。サーフィンはハワイの伝統的なスポーツ。ハワイ語ではヘエ ナル(he’e nalu)といい、「波を滑る」という意味を持っています。
サーフィンの原型は、古代ポリネシア人によって発明されたと言われています。でも、あまりにも古くから行われていたことと、ポリネシアの人々が文字で記録する文化を持たなかったことなどもあって、実際にはよくわかっていません。遅くとも4世紀ごろにはサーフィンの原型ができ上がっていたと推測されています。
サーフィンは漁猟の後、陸に戻るための技術
当時のサーフィンは、遊びやスポーツではなく「仕事」の一部でした。海で漁をして帰る際、魚をのせたボートを波に乗せ、転覆させることなく陸へと戻るための技能だったのです。ですから、サーフボードも今よりもっと大きく、カヌーやボートに近い形だったのではないかと考えられています。
この波乗り技が、時代とともに、決闘の手段やレクリエーションとして行われるようになりました。その後、ヨーロッパから移り住んだ宣教師達の手により、一度は廃れてしまいますが、今から100年ほど前にスポーツとして復活。これが現代のサーフィンです。
サーフィンにまつわるチャント
ハワイの人々にとってサーフィンは生活の一部であり、文化。サーフィンが上手なことは、ヒーローの条件でもありました。サーフィンのために海へ出る時には、神に祈りを捧げ、ビッグウエーブを願いました。その時、しばしば次のようなチャント(詠唱)が唱えられていたそうです。
起きよ。起きよ。
カヒキからの大きな波。
力強く波立つ。
ポーフエフエの蔓(つる)よ、起きよ。
大きくうねる波が立ち上がる。
カヒキとは、一般的には「タヒチ」または「外国」を意味しますが、「起きたカヒキ」という言い回しは、水平線より上のことを指すという説もあるようです。そこから考えると、水平線の向こうから大きな波が立ち上がってくる様をイメージしている感じがありますね。また、ポーフエフエとは、ハワイの海岸でよく見かける朝顔のような植物のことです。
言霊の力で幸運を引き寄せる
チャントは、私達日本人の感覚で言えば祝詞(のりと)のようなもの。言霊の力と、言葉を使う人のイメージの力が、現実に影響を与えると、スピリチュアルの世界では考えられています。
運気を高めたい時、水平線の向こうから立ち上がり、ぐんぐん大きくなる幸運の波に乗る自分をイメージしつつ、このチャントを唱えてみましょう。気分が上がり、運気の流れもいい方向に向かうことでしょう。
イリアヒケイコ
本場ハワイ現地で修行をし、ハワイアンスピリチュアルな世界から英知の力を学ぶ。
鑑定歴は、10年。ハワイアンタロット占いでイベントや対面、電話鑑定、ラインチャット占いなど多方面で活躍中。スピリチュアルカウンセラー育代オフィス所属。
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