【雑談ネタに使える♪】ボクシングの舞台「リング(輪)」はなぜ四角い?
YOLO 編集部
- 2019年03月23日
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アマチュア女子は2分×4ラウンドで採点重視
フィットネスキックボクシングなどのボクササイズ流行りが続く今日この頃。
そもそもアマチュアのボクシングの世界には、団体が乱立するプロとは異なり、国際ボクシング協会(AIBA)が存在し、国際オリンピック委員会にも加盟しています。このため、ほかのスポーツ同様にルールが整備されています。採点重視であることや、試合時間が女子は2分×4ラウンド、男子は3分×3ラウンドであるなど、見慣れたプロの試合とは異なる部分が多くあります。人的交流も含め、プロアマの壁の高さはボクシング界の課題なのです。
15→12へと減ったラウンド数の謎
ボクシングは鍛え抜いた選手同士が打ち合う激しいスポーツであり、残念ながら試合が原因での事故も多数あります。かつては世界戦ともなれば15ラウンド制で行われることがほとんどでしたが、1982 年にアメリカで行われた世界ライト級タイトルマッチで、14ラウンドTKO負けをした挑戦者が試合後に死亡し、大きな話題になりました。このため、WBCが翌年から12ラウンド制に変更。以後世界的な流れとなっていったのです。
振り返れば、みんな殴り合って生きてきた!?
ボクシングの起源はアダムとイブの兄弟ゲンカという話があるほど、人は殴り合って生きてきました。このため、1万年前の兵士の訓練がボクシングの原型という説も。古代のエジプトやギリシアにも存在し、古代オリンピックにも競技としてあったそうです。
競技としての起源もほかのスポーツよりかなり古く、中世には「ボクシング」の名称が生まれたともされ、18世紀初頭にはイギリスにボクシングの始祖とされるジェームス・フィグが現れます。彼はいわば総合格闘家であり、挑戦者を倒して賞金を得て、ジムを設立し、選手を育てるという現代にも通じる形を作ってきました。
さて、話は変わり、ボクシングはリングで行うものですが、「リング(輪)」というわりに四角いですよね。これは当時の格闘場が相撲の土俵のような円形だったためだといわれているんです。
出典:『スポーツ雑学大全』
ライター:YOLO編集部
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