「もっと食べたい」が止まらなくなる?!砂糖や小麦粉と生理の関係
YOLO 編集部
- 2019年09月09日
エステティシャン・鍼灸師として豊富な経験を持つ森田真理先生。女性ホルモン研究家でもあり、不妊や産前・産後ケア、生理トラブル、更年期障害といった女性特有の症状に特化して治療をされています。今回は、砂糖や小麦粉の中毒性について詳しくうかがいます。
ホルモンバランスの崩れが原因かも
甘いものが止められない、という人はいませんか?その場合「排卵しているかどうか、基礎体温を測ってみるといいかもしれませんね」と真理先生は言います。
「排卵後、女性ホルモン・プロゲステロンが分泌するべき時期にきちんと分泌できていないと、血糖値を正常に維持することが難しくなってしまうので、甘いものを食べたい衝動が止められず、食欲が爆発してしまいます。砂糖には強い中毒性があるので、一度はまってしまうと止めるのは容易ではないのです」
また、中毒性があるのは砂糖だけではありません。
「小麦粉も、砂糖と同じように中毒性が強いんですね。食欲を刺激し、食後に高揚感をもたらすと言われています。『もっと小麦食品が食べたい』と渇望しやすくなり、次第に禁断症状が出てきて、小麦食品を食べないと気分が不安定になったり、イライラしたり、頭がボーッとしたり、お腹が鳴るほど強烈な空腹感に襲われたりするということが、研究で指摘されているんです」
野菜を食べて、ホルモンバランスを整えよう
全粒粉であっても、影響は同じだと言います。
「全粒粉のクッキーも、1個ではすまないじゃないですか。袋を開けたら、1個じゃなくて二つ・三つ食べて、封をしてもまた食べたくなって、結局袋を空けちゃった、みたいな感じでね」
「きちんとバランスのいいお食事があってこそ」と真理先生は強調します。小麦粉や砂糖がメインになっている食生活は、望ましくありません。
「野菜に含まれるビタミンやミネラルがないと、ホルモンバランスを整えるのは難しくなってしまいます」
砂糖や小麦粉を摂り過ぎていないかどうか、食生活を見直してみることをオススメします。
ライター:沢田聡子
監修:森田真理/Mari鍼灸Salonオーナー。痩身・美容鍼灸家として人気が高い。オリジナルブランド「ぎんざ美人灸」を持つ。
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