知ってる?なぜゴルフ選手は襟付きシャツ?クラブは14本?
YOLO 編集部
- 2019年11月02日
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タイガー・ウッズ選手はプレーもプライベートも破格だった
10月下旬に来日し、今季初ツアーとなったプレーで話題をさらったタイガー・ウッズ選手。ゴルフ界のスーパースターといえば、オールドファンはジャック・ニクラウスを推す人もいるでしょうが、やはりタイガー・ウッズはその筆頭。2000~2001年にかけてメジャー大会4連覇を果たし(2年に渡るため、年間グランドスラムにはならず)、現在(2019年4月)、メジャー通算15勝に上ります(最多メジャー勝利記録はジャック・ニクラウスがもつ18勝)。タイガーはゴルフがビッグスポーツになってからのスターで、その収入もスゴイ。これを如実に感じさせたのは彼の離婚騒動で、慰謝料が1億ドルに及ぶと報道された時。世界中が衝撃を受けてしまったのです。
なんと日本はゴルフ場の数が世界2位
さて、世界には多くのゴルフ場があり、206ヵ国に34011(2014 年)もあるといいます。アメリカにはその約45%の15372コースが存在していて、アメリカが世界一のゴルフ大国なのがわかる数字。さらに2位はなんと日本で、2383コースあり、カナダ、イングランド(イギリスではない)を上回っているのです。
なぜゴルフクラブは14本までと決まっている?
ウッド、アイアン、パターで構成されるゴルフクラブ。実はルールで14本以下と決められています。初期には50本以上のクラブを使う選手もいたといいますが、困ったのはキャディ。そこでR&A(イギリスにあるゴルフ界の中心的団体、ロイヤル・アンド・エンシェント・ゴルフ・クラブ・オブ・セント・アンドルーズ)に申し出て制限を求めました。R&Aは13本が適切と考えましたが、これは西洋人にとっては不吉な数字。そこで、1本プラスして14本にしたといわれています。
なぜ選手は襟付きシャツばかり着ている?
ゴルフのマナーとして重要なのは襟付きのシャツでなければならない、ということ。寒いスコットランド(ゴルフ競技はオランダ生まれ、スコットランド育ち)なら貴族たちは自分たちの正装でプレーできましたが、アメリカに伝わると暑くてそうもいかなくなりました。上着もネクタイも外し、じゃんじゃん脱ぎまくることに。これではとんでもない格好でプレーすることになりかねないと判断したUSGA(全米ゴルフ協会) は、「襟付きのシャツを着るべし」と規定を発表したのです。これが現在にも伝わっているといいます。
出典:『スポーツ雑学大全』
ライター:YOLO編集部
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