型がいらない!? すぐにつくれる“包みキッシュ”って?
MY LIFE RECIPE 編集部
- 2015年10月14日
パイのようなさっくり食感のパートと呼ぶ部分と、素材の味を活かすシンプルなアパレイユと呼ばれる部分をベースとするキッシュ。ナイフを入れると思わず笑顔になるような見た目も含めて、まさにおもてなしやお持たせにぴったりの一皿。通常、多くは丸型の型に入れて成型しますが、実は型を使わず簡単につくれてしまうレシピがあるのです。
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形もかわいい、“包むキッシュ”なら簡単!
型を使わず、パート生地の上に直接具をのせて包みこんで焼くことで成型。そこにアパレイユを注いで焼く……という2段階で火を入れることで、完成させるキッシュ。餃子の耳のようなパート部分がかわいらしく、テーブルでより一層華やかに!
■かきとほうれん草の包みキッシュ
[材料](直径17cmのキッシュ1個分)
かき(むき身)…8個(200g)
ほうれん草…100g
しょうゆ…ごく少々
バター…適量
カッテージチーズ…100g
粉チーズ…20g
≪パート≫
卵(Lサイズ)…1個
水…5g
薄力粉・強力粉…各40g
塩…一つまみ
無塩バター…40g
≪アパレイユ≫
卵(Lサイズ)…1個
塩・こしょう・キャトルエピス(クローブ、ジンジャー、ナツメッグ、ブラックペッパーの4種を合わせたミックススパイス。ナツメッグで代用しても)…各少々
生クリーム・牛乳…各20g
まずはパート部分を準備しよう
[パートの作り方]
1.ボウルに卵を割り入れる。菜箸をボウルの底にあてたまま左右に動かして泡立てないように混ぜ、水を加えて混ぜる。
2.別の大きめのボウルに薄力粉、強力粉、塩を入れて混ぜ、バターを加えてカードで切りながら混ぜる。
3.写真のようにバターが粉全体になじむまで、よく混ぜる。
★練ると粘りが出るので、切るように混ぜる。
4.真ん中にくぼみを作って1を入れ、カードでひとまとまりになるように混ぜる(練らない)。
5.写真(左)のように少しまとまってきたら手にかえ、両手でギュッと包むように押さえてひとまとまりにする。
6.台の上に打ち粉を(強力粉、分量外)をふって5を置く。カードで縦半分に切り、重ねて手のひらで押しつぶす。
7.長方形に整えてカードで縦半分に切り、重ねて手のひらで押しつぶし、ひとまとまりにする。
8.ラップで包み、冷蔵庫で2時間ねかせる。
キッシュ本体に取りかかろう
1.かきは洗って水気をふき、バター大さじ1を熱したフライパンでソテーし、最後にしょうゆを回し入れ、バットに取り出して冷ます。ほうれん草は7cm幅くらいのざく切りにし、バター大さじ1を熱したフライパンでソテーし、バットに移して冷まし、水気を絞る。
2.先に準備したパート生地を直径約25cmに丸くのばす。周囲4cmほどあけて中央部分にフォークで穴をあける。
3.バットの裏などにラップを敷いて2をのせ、冷蔵庫に30分おいて生地を落ちつかせる。中央部分にカッテージチーズを敷き、1をのせる。
4.写真のようにひだを作りながら周囲の生地を折り込む。
5.粉チーズをふり、冷蔵庫に30分おいて生地をしっかり固める。
6.天板に強力粉(分量外)をふって5をのせ、180℃に温めたオーブンで約15分焼き、アパレイユの材料を混ぜてムラなく注ぎ、170℃に下げて30~40分焼く。
どうやって作ったのか、作り方を教えたくなっちゃうとっておきのキッシュ。ベースのレシピを共有してみんなで思い思いにオリジナルの具材で作ってキッシュの持ちよりパーティ、なんて計画しても楽しいかも!
(ヨシザワ)
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