今年こそマスターしたい! 基本のおせち:レシピ2 【伊達巻き】
MY LIFE RECIPE 編集部
- 2015年12月07日
今年こそ手作りおせちに挑戦してみたい!というみなさんに、覚えておきたい基本のおせちの作り方をご紹介する本シリーズ。2つ目のレシピは、子どもから大人までみんなが大好きな「伊達巻き」。
伊達巻きは、昆布巻きやかまぼこなどとともに一の重に詰められる口取り(盛り合わせ料理)の定番。巻き物に似た姿から、知識向上の願いを込めて食べられる。「伊達」(派手、お洒落)という言葉を冠しているだけあって、色も形も華やか! 食卓にお正月らしい、おめでたい雰囲気を演出してくれる。
「難しくて手間がかかる」というイメージがある伊達巻きも、材料などを工夫するだけで、ぐっと作りやすく簡単に。本格的な味わいが手軽に楽しめる、とっておきのレシピを『たった1日で完成! とっておきおせちの本』からお届けしよう。
はんぺんを使って手間なくおいしい「伊達巻き」の作り方
魚のすり身の代わりに、うまみいっぱいで扱いやすいはんぺんを使った簡単レシピ。すり身を作る手間がなく、ミキサーとオーブンで調理するので、初めてでも失敗なく、ふんわりおいしい伊達巻きが出来上がる。
竹が三角形に削られている「鬼すだれ(鬼す)」で巻くと、まわりが綺麗な波模様に。半分に切ってラップで1つずつ包み、保存袋に入れれば、冷蔵庫で1週間保存できる。
■材料(20㎝×24㎝の耐熱性のバット1枚分)
(A)溶き卵…5個分
(A)みりん・砂糖…各大さじ2
(A)薄口しょうゆ…小さじ1
(A)だし汁(下記[だし汁のとり方]参照)…50ml
はんぺん…1枚(100g)
■作り方
1. 材料を混ぜる
ミキサーまたはフードプロセッサーに(A)、ちぎったはんぺんを入れ、なめらかになるまで撹拌する。
2. バットに流して焼く
1をオーブンペーパーを敷いた耐熱性のバットに流し、190℃に温めたオーブンで20分ほど焼く。
3. 巻く
ペーパーをはずし、熱いうちに焼き色の濃い面を上にして鬼すにのせ、手前から手前端を落ち着かせるようにきっちりと巻き込む。横から見て「の」の字になるように巻けばOK!
4. 形を落ち着かせる
輪ゴムで2か所をとめて形を落ち着かせ、完全に覚めたら鬼すをはずしてラップで包む。盛るときに約1.5㎝厚さに切り分ける。
[だし汁のとり方] 2.5リットル分
1. 昆布(15cm長さのもの3枚)はペーパータオルで表面を軽くふき、水(3リットル)とともに鍋に一晩入れておく。
2. 1の鍋を弱火にかけ、ふつふつと小さな泡が出てきたら昆布を取り出す。強火にし、沸騰したら削りがつお(80g)を加える。
3. 玉じゃくしなどで表面を押さえて全体を浸し、火を止める。削りがつおが底に沈んだら、さらに5〜10分おく。
4. ざるでこして完成。
上品な甘さに焼き上げた伊達巻きは、やみつきになるおいしさ。市販のものは甘すぎて苦手という人にも、これなら喜んでもらえるはず。ぜひ、お正月の定番に。
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初めて料理を作る人も料理好きも、女性も男性も楽しめるレシピマガジン。毎日のおかずからスイーツ、パン、お弁当まで、美味しいレシピ情報を見やすく、わかりやすくお届け。
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