忙しい主婦必見 小さな工夫で料理の『面倒くさい』が大幅減!
MY LIFE RECIPE 編集部
- 2017年10月25日
仕事に家事に忙しくて、日々の食事作りがおっくう。疲れて帰ってきたときには、なおのこと……。そんなお悩みを持つ方に提案したいのが『かんたん仕込み』。事前に少し下準備するだけで、後の作業がグンとラクになるというTipsなんです。料理家として活躍する一方、プライベートでは二児の母である、みない きぬこさんにお聞きしました。ちょっとの手間が、帰宅後の忙しい自分を助けてくれますよ!
肉や魚を買ってきたらしておくこと
作る料理ありきで肉や魚を買うこともあれば、直感的においしそうな食材に手をのばすこともあるという、みないさん。どちらの場合も、帰ってきたら必ずしておくことがあると……。それは、肉や魚に塩、こしょう少々をふって保存性を高めること。作る料理が決まっていれば、にんにくや白ワイン、ハーブなどで下味をつけることも。さらに、「揚げものにしよう」と決めたら、薄力粉、卵、パン粉をつけておきます。衣をつけた状態で、冷蔵で3日、冷凍で1週間もつのだそう。また、あさりは1パック(300g)に対して、大さじ2の酒をふって酒蒸しにし、身と汁を瓶に入れて保存。冷蔵で2日保存でき、うまみたっぷりのあさりをすぐに使えて便利です。
1.塩、こしょうで保存性を高める。
2.下味をつけておけば調理も楽。
3.フライ用は衣をつけて保存(冷蔵で3日、冷凍で1週間保存可)。
4.あさりは酒蒸しにし、身と汁を瓶に入れて保存(冷蔵で2日保存可)。
野菜を買ってきたらしておくこと
日々の調理を少しでもラクにし、そしておいしくいただくために、野菜を買ってきたらみないさんが決まってしておくことがあります。
ほうれん草や小松菜は、洗ってペーパータオルで巻き、ポリ袋に入れて保存。ベビーリーフなども同様に洗って水きりをし、ペーパータオルを敷いた保存容器に入れ、上にもペーパータオルをかぶせます。こうすることで水分を適度に保ち、シャキッとしたおいしさを保てる上に、そのまま調理できるというメリットも。「作る料理が決まっていたら、あらかじめ切って保存容器にまとめておくこともあります。ねぎやみょうがを刻んで『薬味セット』にするのも便利ですよ」とのこと。
1.洗ってペーパータオルで巻いて、ポリ袋に入れて保存。
2.水きりをして保存容器に入れ、上にペーパータオルをかぶせておく。
3.作る料理に合わせてカット。
4.薬味を刻んでいっしょに保存し『薬味セット』に。
日々の夕食作りを面倒に感じてしまうあなた、ぜひ参考にしてみて。未来の自分への助けになります。
●監修:みない きぬこ
料理家、フードコーディネーター。女子栄養大学を卒業。広告や雑誌などで幅広く活躍する一方、現在は女子栄養大学にて非常勤講師として調理の指導も行っている。著書に『大豆で美味しい毎日レシピ』(小社刊)、『はじめてのストウブ』(池田書店)などがある。
(出典:『かんたん仕込みで 帰ったらすぐごはん』、監修:みない きぬこ)
(編集 M)
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