にらとごま油の風味が食欲をそそる！「にらだれのえびそうめん」　レシピ・作り方

MY LIFE RECIPE（マイライフレシピ）は料理を作ること、食べること、食を楽しむことを通してハッピーを広げるメディア。初心者も料理好きも、女性も男性も楽しめる、プロの料理家による簡単＆手軽で失敗のないレシピをお届けします。

今回は、なす、きゅうり、青じそ、3種類の緑が見た目にも涼しいそうめん「にらだれのえびそうめん」をご紹介。熱した油を、にらとしょうがにじゅわっと回しかけるのがポイント！

にらだれのえびそうめん

材料（2人分）

・そうめん…200g
・むきえび…100g

［A］
・塩、こしょう…各少々
・片栗粉…小さじ2

・にら…1束（100g）
・しょうが…10g
・ごま油、サラダ油…各大さじ1と1／2

［B］
・酢…大さじ2
・濃縮つゆ（下記）…大さじ3

・サラダ油…大さじ1

作り方

【1】えびは［A］をもみ込み、サラダ油を中火で熱したフライパンで炒める。えびの色が変わってきたら水大さじ1（分量外）を回し入れ、火を止める。

【2】にら、しょうがはみじん切りにし、大きめの耐熱容器に入れる。小鍋にごま油とサラダ油を熱し、煙が立ってきたら熱いうちに回しかけてあえ、［B］も加えて混ぜる。

【3】そうめんを「基本の乾麺のゆで方」（下記）の要領でゆで、流水でもみ洗いしてから氷水でしめ、水気をきる。

【4】【3】を【2】に加えてあえ、器に盛り、えびをのせる。

ポイント

煙が立つまで熱した油を、にらとしょうがに回しかけて混ぜる。火傷しないように気をつけよう。

油がなじみ、しんなりしてから、［B］のつゆと酢を加えて混ぜる。

麺をほぐしながら、にらだれとよくあえる。ごま油とにらの香りが食欲をそそる。

ベースになる「濃縮つゆ」の作り方

市販のつゆもいいが、手作りのつゆも意外と簡単にできる。水で割るだけで、つけつゆ、かけつゆが作れる濃縮つゆ。作り方は材料を入れて煮込み、ざるでこすだけ。保存期間も約2か月と長いので、たっぷり作っておくと便利！

材料（作りやすい分量）

・しょうゆ、みりん…各600ml
・昆布（20cm長さ）…3～4枚（約30g）
・削りがつお…50～60g
・煮干し（あれば）…10～20尾（20g）

作り方の詳細はこちらから

ベースになる「濃縮つゆ」の作り方

「濃縮つゆ」の作り方は、「豚しゃぶうどん」レシピ記事にてご覧ください

基本の乾麺のゆで方

冷たい麺用のそうめん、うどん、そばをゆでるときは、ゆでたらぬめりを取り、よく冷やして麺をしめることが大切。ちょっとしたコツで、よりおいしくなる。

【1】麺を入れる：直径22cm以上の鍋にたっぷりの湯を沸かし、沸騰したら乾麺をバラバラとさばき入れる。

【2】ゆでる：すぐに菜箸でほぐし、中火にして袋の表示時間ゆでる。表示時間よりも30秒ほど前に引き上げるとコシが出る。

【3】湯をきる：ざるにあけ、湯をきる。

【4】流水で冷ます：ざるをボウルに受け、流水ですすぎながら手早く冷まし、もみ洗いをする。

【5】氷水で麺をしめる：氷水を入れたボウルに入れてよく冷やし、麺をしめる。

【6】水気をきる：ざるにあけ、麺を押しつけるようにして水気を充分にきる。

レシピ考案：料理家・みない　きぬこ

料理家。フードコーディネーター。女子栄養大学を卒業。広告や雑誌などで幅広く活躍する一方、現在は女子栄養大学にて非常勤講師として調理の指導も行っている。著書に『時間がないときは調味料1つだけ！　めんつゆレシピ』、『かんたん仕込みで帰ったらすぐごはん』（ともに小社刊）、『1日でつくれるおせち』（主婦の友社）などがある。