鍋もフライパンも必要なし！電子レンジとオーブントースターで作る「焼きカレー」

忙しくて時間がないときも、疲れて料理を作る気持ちになれないときも、無理をせずに手軽に作れるおかずを紹介します。材料は手をかけずに調理できて使い回しのできるものをセレクト。便利な市販の調味料の力も借りて、少ない材料で手間をかけない方法でおいしく作ります。ボリュームも満点で大満足の“ゆるごはん”を、ぜひお試しください。

今回は、肉のおかずの中から「焼きカレー」を紹介。ドライカレーも電子レンジで作ると簡単。あとはご飯にかけてチーズを散らし、オーブントースターへ。

焼きカレー

［材料］（2人分）
・豚ひき肉…100g
・じゃが芋…1／2個（75g）
・玉ねぎ…1／4個（50g）
・カレールウ（市販品）…2人分

【A】
・チューブ入りにんにく…2cm
・チューブ入りしょうが…2cm
・中濃ソース…大さじ1
・塩、こしょう…各少々
・水…100ml

・温かいご飯…2杯分
・ピザ用チーズ…60g
・卵…あれば2個

1．材料を切る

じゃが芋は皮をむいて6～7mm角に切り、玉ねぎはみじん切りにする。カレールウは細かく刻む。

2．レンジ加熱する

耐熱ボウルにひき肉と1、【A】を入れてよく混ぜ、ふんわりとラップをかけて600wの電子レンジで5分加熱する。取り出してよく混ぜ、ラップをかけてさらに2分加熱する。

3．ご飯にかけて焼く

グラタン皿2個にご飯を等分に盛り、2をかけてチーズを散らし、オーブントースターでチーズが溶けるまで焼く（1200wで約5分）。

▲スプーンですくうと、あつあつのご飯、ひき肉たっぷりのカレー、とろーり溶けたチーズの3つの層が現れる。

卵をトッピングする場合は…

ご飯にカレーをかけたら中央をあけてチーズを散らし、スプーンの背で真ん中を押さえて少しくぼみを作り、卵を割り入れる。あとは上記と同様に焼いてチーズを溶かし、卵が好みのかたさになるまで焼く。

レシピ考案：料理家・須永久美（すなが　くみ）

料理研究家。編集ライター。食物学を学び、飲料の研究開発や冊子編集等を経験したのちフリーランスの編集ライターに。酒の肴をはじめ、料理にも定評があり、2006年より料理家としても活動を開始。自宅の神奈川県湯河原町と実家の東京をベースに、手軽においしく作れて楽しめるレシピを考案している。著書に「エライ！　もやしのおかず＆つまみ81」（講談社）、「ちょっと干すだけで旨味がUPしておいしくなる！　新・干し野菜レシピ」（ぴあ）などがある。