歩いて、走って、鳥取の魅力に触れる旅
ランドネ 編集部
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アウトドア好き女子3人が鳥取県の南部町に訪れ、歩いて、走って、まちの魅力に触れてきました。ここでは、その模様をレポートします!
Index
訪れたのは
鳥取県西伯郡南部町
鳥取県西部に位置する南部町は、豊かな自然に恵まれた県下有数の古墳密集地帯。大国主命の古事に由来する史跡や地名が多く見られ、文化が栄えた場所でもある。米子市まで車で15分、鳥取市まで車で1時間30分ほど
お問い合わせ:鳥取県南部町観光協会 ☎0859-30-4822 kankou@dream.ocn.ne.jp
好きな場所で、自分らしく生きる人々に出会って
自然や田舎、古道が好き。地域の文化や人々の温かさに触れる旅がしたい。そんな人にぴったりなまちが、ここ南部町。自然のそばでの暮らしに興味をもつ、モデルの菖蒲理乃さんと読者インフルエンサー「ランドネたのしみ隊」の萩原知佳さん、𠮷田幸代さんの3人が訪れた。
鳥取の名峰といえば、大山。南部町からは東側に望むことができ、いつその姿を見られるのかと3人でキョロキョロ。あいにく雲がかぶっていたが、この土地を見守るかのうように鎮座する凛々しい姿に一同うっとり。「この雄大な景色を眺めながら生活できるなんてうらやましいな」と菖蒲さんが漏らす。
今回は2泊3日の旅。南部町には地元のおすすめスポットを詰め込んだランニングマップがあるそうで、1日目は走る旅、2日目は歩く旅を楽しむことにした。まずは腹ごしらえに「そば処 門所」へ。山好き店主との会話に花が咲きすっかり長居してしまう。エネルギーチャージをしたら、いざランニングへ。
マップに紹介されているなかでも2番目に長い「桜並木ロード」に決め、観光協会の方にアテンドしてもらうことに。見どころが多く、立ち止まったり歩いたりして進むうちに気づけばゴール! おいしい空気をたっぷり吸い込み、気持ちいい疲労感を覚えながら、この日の宿「まなびや」へ。アットホームな空間で地元料理をお腹いっぱいいただき、温かい布団で眠りについた。
2日目は、金華山登山。山頂の巨岩がテラスのようになっており、休憩するにはうってつけ。「まなびや」のご夫婦が用意してくれたお弁当を広げて贅沢な朝食時間を過ごした。ランチは「カフェ 七草」へ。鳥取の食材をふんだんに使ったおやさい丼がおいしいのはもちろん、居心地があまりによく、旅先とは思えないほど3人はくつろいでいた。いつの間に夕暮れどきになり、2日目の宿「てま里」へ。共有スペースでは、イベントが開催されており、地元以外の方々とも交流を深めることができた。
最終日は人気のジェラート屋「pa cherry b.」に立ち寄る。季節の果物をふんだんに使って作られたジェラートを頬張りながら今回の旅をみんなで振り返る。
「鳥取の食材がこんなにおいしいというのは、訪れて初めて知ったこと。山と海にはさまれて、その恵みをたっぷり受けているからなんだろうね。豊かな土地とそこに暮らす人々に会いにまた南部町を訪れよう」。
【Check】今回、3人が訪れたスポットを紹介
1.金華山ハイク
標高354m、火山灰と角張ったつぶてが堆積した凝灰角礫岩(ぎょうかいかくれきがん)によってできた山。信仰の山として古くから修験道の行場として利用されてきた熊野神社の木々は、鳥取県指定の天然記念物となっていて、地元の人々に愛されている。アカマツやヒノキの天然林は美しく、岩が露出した山頂からは絶景を望める。
所在地:鳥取県西伯郡南部町八金
アクセス:米子方面から国道180号を走り、法勝寺の新法勝寺橋を渡り、左折して県道35号線に入り八金地区へ。金華山の標識に従い林道を進むと左前方に登山口の鳥居が
見える。駐車場あり
2.ファンランニング
南部町には公式のランニングマップがあり、そのなかのコースのひとつ「桜並木ロード」をファンラン。全長13 ㎞のコースには、古事記の舞台である赤猪岩神社や春になると桜が美しい桜並木、トトロ森やブロッコリー神社の名前で親しまれる客神社など、見どころ盛りだくさん。車から見るのとはひと味違う景色を楽しんだ。
3.そば処 門所
2018 年にオープンしたばかりにも関わらず、連日多くの客でにぎわう人気のそば屋。自宅兼店の前に広がる畑から採れるそばから作った、店主の三鴨さんこだわりの手打ちそばをいただける。
住所:鳥取県西伯郡南部町天萬1234
電話番号:0859-64-2259
営業時間:11:00~15:00(L.O.14:30)
定休日:月曜
4.pa cherry b.
エフエム山陰でアナウンサーをしていた益村さんが、全国のライブ会場に足を運ぶうちに大好きになったジェラート。本場イタリアで学び、各地のジェラテリアの立ち上げに携わった後、嫁ぎ先の南部町でお店をオープン。
住所:鳥取県西伯郡南部町市山1087-1(えんがーの富有内)
電話番号:0859-21-8100
営業時間10:00~17:00(冬期以外は18:00まで)
定休日:火曜
5.カフェ 七草
鳥取の自然の恵みを受けた野菜をふんだんに使ったメニューや、体に優しい食材にこだわったお菓子などをいただける古民家カフェ。オーナーの瀧山さんご夫婦が力を合わせて改装した店内には居心地のいい空間が広がる。
住所:鳥取県西伯郡南部町鴨部82
電話番号:080-4673-637
営業時間:10:00~17:00
定休日:日・月曜
6.里山農家民宿 まなびや
農家民宿とは、農業を営む農家が自身の住居を旅行者に提供するという新しいかたちの宿泊施設のこと。まなびやは、山陰では珍しい養蜂業を行う藤原さん夫婦が営む民宿だ。長年かけて整備した裏山では原木シイタケやさまざまな野菜果物を育てていて、宿泊者はそれらを栽培し料理体験をすることもできる。
住所:鳥取県南部町徳長87
電話番号:0859-30-4822(鳥取県南部町観光協会)
料金:1泊2食・料理体験あり7,500 円、1泊・料理体験なし4,500円
7.てま里
人と人とのつながりを大切にし、訪れた人にとって特別な時間になるようにと、古民家を改修してオープンしたゲストハウス、てま里。地域おこし協力隊の人々が切り盛りをし、地域に寄り添った空間作りやイベントなども開催している。温かみのある内観で、海外の人や初めて訪れた人でもリラックスできる工夫がなされている。
住所:鳥取県西伯郡南部町天萬897
電話番号:0859-21-1527
料金:素泊まり3,500円~(税込)
この記事に関する詳細は、ランドネ最新号でもチェック!
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- Brand :
- ランドネ
- Credit :
- 写真◎網野貴香
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自然と旅をキーワードに、自分らしいアウトドアの楽しみ方をお届けするメディア。登山やキャンプなど外遊びのノウハウやアイテムを紹介し、それらがもたらす魅力を提案する。
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