いま話題の「リョーマの休日〜自然&体験キャンペーン〜」に参加してみた
ランドネ 編集部
- 2019年03月19日
暖かい春が訪れ、ついにアウトドアのメインシーズンがやってきました。今年はどんな遊びをしようか、考えている人もいるのでは?
注目は、現在高知県で開催されている観光キャンペーン。その名も「リョーマの休日〜自然&体験キャンペーン〜」! どんな遊びができるのか? またどこが魅力なのか? 今回はその一部を実際に体験してきました。
■高知でパワーチャージ! 緑いっぱいの場所で非日常体験
高知県は、仁淀川や四万十川といった日本屈指の一級河川が流れるとともに、全体の84%が森林で占められており、雄大な緑が広がり、アウトドアを楽しむには絶好の場所。
2017年に訪問した県外観光客数は約440万人を超え、過去最多を記録。訪日外国人の数も増えており、いまホットな観光地として注目を集めています。
そんな高知県は、日々忙しい生活を送っていて、都会の喧騒から離れて少し休息を取りたい人にピッタリ。ここでは、中でも必ず行って体験してもらいたいコンテンツ4つを厳選してお伝えします。
■コンテンツその①:自然のド真ん中でキャンプをしよう
高知県といえば、5年連続で「水質がもっとも良好な河川」に選出された仁淀川があることで有名。そんな川に面し、キャンプギアを使って優雅なアウトドア体験ができる施設が昨年4月にオープンしました。それが「スノーピーク おち仁淀川キャンプフィールド」です。
こちらは新潟のアウトドアメーカー・スノーピークが運営するキャンプ場で、オート区画サイトが22サイト、オートフリーサイトが8サイトあります。手ぶらで来てもスノーピークの製品一式がレンタルできるので、初心者でも安心してキャンプができるのも魅力です。
▲管理棟にはスノーピークの直営店を併設し、その場で使えるギアから料理などに使える薪や炭などが充実しています。「HOME≒TENT」をコンセプトに、街でも自然の中でも着られる「スノーピーク アパレル」も展開中。
▲世界的に有名な建築家・隈研吾氏とコラボレーションして誕生した、木造トレーラーハウス「住箱-JYUBAKO-」も施設内に10棟設置。
▲中にもスノーピークのアイテムを取り入れ、室内なのにアウトドア感覚が味わえます。仁淀川を眺めながらゆったり過ごすことができるのも嬉しいところ。ラグジュアリーな空間は、一度は体験したいですね……。
▲さらに、今回は体験できませんでしたが、暖かい季節にはラフティング体験もできます。事前予約で利用が可能なので、日本屈指の河川をフルに満喫するならぜひとも試してみたいですね!
■コンテンツその②:屋形船に乗って仁淀川をゆったりと満喫
高知県の中央には日高村という村があります。ここはスノーピーク おち仁淀川キャンプフィールド」から車で15分の場所にあり、猿田洞やオムライス街道といった観光名所が点在。中でも仁淀川を百倍楽しめる屋形船に乗るツアーは必見です。
▲長年高知県に住んでいるベテランの案内人さんとお話ししながら50分ほど巡回。写真を見せてくれたりクイズを出してくれたりなど、盛り上がりながら過ごせるのはここならでは。
▲仁淀ブルーと呼ばれる所以(取材当日は雨天で見られず残念!)や野鳥・植物の紹介なども紹介してくれるので、高知県の良さがさらに理解できます。高知県に遊びに来たらぜひ寄ってみてください。
■コンテンツその③:新鮮な食材を丸ごと食べちゃおう
某有名旅行雑誌の調査によると、「地元ならではのおいしい食べ物が多かった」というランキングで高知県は過去10年間で第1位を6回も獲得。皿鉢(さわち:煮物や酢物といった様々な種類の料理を大きい皿に盛り合わせたもの)といった独自の食文化も後押しし、多くの観光客の舌を満足させています。
▲人気は「生カツオの藁焼きタタキ」。新鮮なカツオを串に刺し、わらの炎でカツオを一気に焼く名物で、同県に来れば実際に体験して食べることが可能。豪快に焼くひと時はとても貴重でした!
▲こちらが実際に作った料理。臭みがなくなりスッキリ食べられ、やみつきになること間違いなし。ショウガやニンニクと一緒にいただきました。
▲また「土佐あかうし」という同県でしか生産されていない希少なブランド牛も食べられます。オススメは炭火で焼いて塩などをつけて食べるBBQスタイルとのことで、地元の料理を堪能したいならぜひ味わってみては?
■コンテンツその④:今年3月21日に新たな園地がグランドオープンする植物園で癒されよう
高知県には、1958年から開園する歴史ある植物園があります。それがこの「県立牧野植物園」。ここは高知県出身である世界的植物学者・牧野富太郎博士の名を冠し、彼のゆかりの3000種類以上の植物を見ることができる珍しい場所です。
▲今年3月には、この植物園内に「こんこん山広場」がグランドオープン。高さ4mの展望台のほか、竹林寺の五重塔や太平洋を眺めることができる展望デッキなどを設置し、自然をさらに満喫することができます。
▲園内中央には温室が設置されていて、乾燥地や熱帯などで生息する日本ではめったに見られない植物を見ることができます。パパイヤやハイビスカス、さらにはバナナといった植物、さらには企画展で特別に展示する植物もあるので、定期的に観に行くとおもしろいですよ!
▲今年の8月には展示館にて4K映像によるVRシアターを開設する予定。ますます注目を集める同施設も、ぜひとも寄っていただきたいですね。
■まだまだある!歴史が詰まった高知県の魅力
高知県の国指定重要文化財といえば、そう高知城。JR高知駅からバスに乗って約10分で着くいい立地にあり、最下部の追手門から一番上の天守閣までほぼすべてを見ることができます。
▲高知城で見ておきたいところは、本丸にある「本丸御殿」。藩主が起居する場所とした部屋です(写真は別の部屋)。実はこの本丸御殿を含む、江戸時代の本丸建造物が完全なまま残っているのは、全国で高知城のみです。
▲天守閣から見る風景も必見! 高さ18.5m(海抜44.4m)もあり、ここから高知県を一望することができます。方角によって見える風景が異なるので、ぜひとも全方角を見て堪能していただきたいです。
■高知県を巡るならこの2つはチェックしておこう
高知県の魅力を紹介したところで、「では実際に高知県へ行こう!」と思ったときに事前にチェックしておいてほしいことが2つあります。1つ目は「龍馬パスポートⅢ」というスタンプ制パスポート。
県内約750の観光施設で特典を受けることができ、スタンプを集めるとステージが上がります。全5ステージを設けており、最高ステージまで行けば殿堂入り。思い出作りにもなるので、ぜひとも挑戦していただきたいです。
もう1つは、同キャンペーンの特設ホームページ。ここには定期的に新着情報が更新され、イベントや体験プログラムの情報が掲載されます。また、高知県内の体験のプログラムを一気に見ることができるので、予約もスムーズにできるのが特徴です。
▲訪日外国人向けの英語サイトもあり。最新情報を確認できたり、体験プログラムの予約サイトへアクセスできたりと、高知県を訪れてすぐに楽しめる情報が盛りだくさん。
■これから観光場所を探すなら高知県に決まり!
今回は高知県で開催される「リョーマの休日〜自然&体験キャンペーン〜」の概要と、高知県の魅力をほんの少し紹介しました。同県は全7エリアあるので、長期休暇などを使って全エリアを制覇したいところ。同キャンペーンは始まったばかりなので、ぜひこの機会に高知県でパワーチャージしてみては?
【イベント概要】
「リョーマの休日〜自然&体験キャンペーン〜」
開催日時:2019年2月〜2020年12月まで
キャンペーン詳細:https://kochi-experience.jp
- Brand :
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ランドネ 編集部
自然と旅をキーワードに、自分らしいアウトドアの楽しみ方をお届けするメディア。登山やキャンプなど外遊びのノウハウやアイテムを紹介し、それらがもたらす魅力を提案する。
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