大雪山のふもと、北海道上川町のキャンプ場で開催された「DAISETSU OUTDOOR DAY」
ランドネ 編集部
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「遊びをテイクアウトできるイベント」をコンセプトに掲げ、8月下旬の週末2日間に開催された「DAISETSU OUTDOOR DAY」。第1回目となる今回、会場となった「層雲峡オートキャンプ場」のある北海道上川町は、山好きなら一度は歩いてみたいと憧れる大雪山系のふもとに広がる、野生動物が行き交う自然豊かなアウトドアフィールドのまち。都内の長引く残暑とは違い、上川町の朝晩は気温がぐっと低く、長袖のシェルや薄手のダウンを羽織ると丁度よいくらい。ひと足もふた足も早い秋の訪れを感じたほど。つまりは、アウトドアイベントを開催するのに最高の季節!ワークショップあり、外遊びコンテンツあり、食ありと、上川町の自然を満喫しながらゆったりと楽しむことのできたイベントのようすをお届けします。
外遊びコンテンツ・物販エリアでは、好きな絵を描いて作るオリジナルフライングディスクやスチロールグライダー作りのほか、トランポリン、スラックライン、ドローン空中散歩体験、アウトドアウエアやグッズの販売などが行われ、イベント中、おとなから子どもまでが夢中で“遊び”を楽しむ姿が!
飲食ブースでは、炭火で焼いた地元特産・上川町渓谷味豚などがワンプレートになったBBQセット(スモークスペアリブ、生ベーコン巻きソーセージ、大雪高原牛の1ポンドハンバーグ)がいただけるなど、アウトドアには欠かせない食の楽しみもあり。青空の下のテーブルで地元の味に舌鼓を!
そして今回、ランドネとのコラボレーションコンテンツとして、『ランドネ』誌面でおなじみのアウトドアパーティーを主催するKIPPIS(キッピス)や、地図好き芸人・小林知之さん、藍染ユニット・トシュカがワークショップを開催!
キッピスは簡単でおいしい山ごはんが作れる、ワンバーナー料理講座を。メニューは、地元特産の野菜と上川町渓谷味豚を使った「上川町産とうもろこしと豚肉を使った中華風おこわ」。アウトドア好きに人気の調理道具メスティンを使うことで、材料を入れてフタをしたら、火にかけて待つだけ。子どもといっしょに作れるため、おうち時間にもおすすめのひと品!
地図好き芸人・小林知之さんは、「上川町や北海道の地図で小物ケース作り」を。準備した地図は、2万5千分の1、5万分の1の地形図や古地図など。一枚の地図の中から、歩いたことのある山や憧れの山、思い入れのある町など、好きなエリアを切り抜き、ミシンで縫い合わせる。どの地図を切り抜こうか、一番迷うところ!完成したら小銭入れにしたり、名刺入れにしたり。北海道上川町で作ったことを忘れない、自分だけのお土産に。
トシュカのふたりは、藍染ハンカチに好きな型を使いデザインする「抜染(ばっせん)ワークショップ」や、テントサイトに吊るしてもすてきな「てるてる坊主作り」を。イベント限定で、大雪山の山並みとナキウサギの型も登場。ハンカチの中に、たくさんのデザインをつめ込む人、シンプルにひとつの型だけを使う人など、個性豊かな作品がタープに干されズラリ。おうちに持ち帰り水洗いをしたら、完成!
豊かな自然のそばには、そこで暮らす人、そこで育まれる衣食住、溢れるアイデアがあることを感じた今回のイベント。第2回目の開催に期待をしつつ、これからも上川町から発信されるさまざまなアウトドア情報に注目です!
写真◎絹張蝦夷丸、渡辺誠舟
運営協力:Earth Friends Camp
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自然と旅をキーワードに、自分らしいアウトドアの楽しみ方をお届けするメディア。登山やキャンプなど外遊びのノウハウやアイテムを紹介し、それらがもたらす魅力を提案する。
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