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「火育キャンプ」のすすめ。親子で楽しむ焚火で、生きる力を育む

『キャンプ民泊NONIWA 』を舞台に、『親子で楽しむ“火育”イベント』を手がける野あそび夫婦。木を集め、マッチを擦って、 親子で焚き火をつくる“火育キャンプ”が子どもたちに教えてくれるものとは?

火を扱うことの楽しさと怖さを知る

“火育”とは、火の使い方や火の性質について学ぶ体験のことだが、野あそび夫婦のふたりが“火育”に着目したきっかけとは?

「野あそび夫婦」に教えてもらいました

▲アウトドアライフプランナーの青木達也(アオ)さんと、青木江梨子(エリー)さん。ともにキャンプインストラクターの資格をもち、夫婦でさまざまな活動を行なう

「『本物の火を見たことがない子どもが増えている』という話を聞いて、びっくりしたのが始まりでした。たしかに最近はIHの家庭も多いですし、自由に焚き火ができる場所も少ないですよね。『NONIWA』でなら、キャンプに欠かせない焚き火づくりを安全に体験してもらえますし、子どもたちに火を扱う楽しさや怖さを伝えることもできる。そう考えたことが、この火育イベントを企画したきっかけです」

キャンプ民泊NONIWA

埼玉県ときがわ町に位置する日本初の“キャンプ民泊” 施設「キャンプ民泊NONIWA」。野あそび夫婦のレクチャーを受けながらキャンプを楽しめる。オリジナルの火育バッグをはじめ、焚き火台やグローブなどが用意されているので、手ぶらで火育イベントに参加できる。

火の扱い方を学び、感性や自信、 生きる力を育む

SOTOの小さな焚き火台『テトラ』を使って焚き火をつくる火育イベント。自分たちの手で集めた木を組み、マッチで火を点け、自分だけの焚き火をつくる……。2時間ほどのワークショップは、そんなシンプルな内容で構成されているが、それぞれの工程には、野あそび夫婦の火育への思いが込められている。たとえば、木の枝を拾うためにキャンプ場の裏山へ出かけるのは、焚き火に必要な木の種類を知ると同時に、五感で自然を感じてほしいから。ライターではなくマッチを使って火を点けるのは、火の熱さや動きをリアルに実感できるからだ。

子ども自身が考えて楽しむワークショップ

「木の組み方や火の点け方など、ひと通りのレクチャーはしますが、基本的には子どもたち自身が考えながら進められるようにしています。2歳くらいの子どもでも大人といっしょなら火を扱うことができますし、小学生になればひとりで焚き火をつくることも可能です。『テトラ』は小さな焚き火台なので、少し目を離すと火が消えかけてしまうことも。そんなときにふっと息を吹きかけて火が復活すると、子どもたちはすごくうれしそうな表情をするんです。自分で考えて手を動かしながら、火の楽しさや難しさを実感する。そんなワークショップになれば、と思っています」

焚き火の楽しさはもちろん、火の怖さや注意点を学ぶことも大切なポイント。ワークショップでは、火を扱うときに「必ず近くに水を用意する」ことや「大人といっしょに行なうこと」などが伝えられるほか、「黒い燃えカスは自然には還らないのでゴミとして扱うこと」や「難燃シートやレンガを使って植生を守ること」など、子どもだけでなく大人も知っておきたい内容についても丁寧に触れていく。

どもたちが主体にチャレンジ

『キャンプ民泊NONIWA』 の火育イベントをママと子どもふたりが実際に体験。自分だけの小さな焚き火づくりのようすをレポート!

今回の目標
1. どんなものが燃えやすいかを知る
2. 枝の組み方を知る
3. 火の熱さを感じる
4. 焚き火の楽しさを知る
5. 火の消し方を知る

うえだファミリーが挑戦しました!

ランドネでも活躍するフォトグラファーのパパとともに、ふだんからファミリーキャンプを楽しんでいる、るいくん(5歳)とこあくん(2歳)。今回は“自分だけの焚き火づくり ” に初挑戦!

焚き火に必要な道具を準備する

ミニ焚き火台や枝を集めるためのバッグ、手袋、トング、バケツ、マッチ、難燃シートなど、必要な道具はすべて用意されている。まずはアオさんのレクチャーを聞きながら、ひとりひとり焚き火台を組み立てていく。

燃料となる枝などを集める

枝などを集めるために、歩いて5分ほどの里山へ。「杉の葉、細い枝、中くらいの枝、大きく太い枝の4種類をバランスよく集めてね」というエリーさんとともに、たくさんの枯れ枝を収穫!

集めた枝を組む

「どの枝が燃えやすいと思う?」という質問に「太いの!」と答える子どもたち。どの枝が燃えやすいか実際に確かめてから、杉の葉→細い枝→中くらいの枝→太い枝の順番に組んでいく。

マッチで火を点ける

こあくんはママとともに、るいくんはひとりで人生初のマッチにチャレンジ。最初は恐る恐るマッチを擦っていたるいくんも、次第に慣れてきたようすで、「マッチ楽しい!」と笑顔に。

ワークショップ終盤はさらにユニークに

ワークショップの終盤には、焚き火を使ってお湯を沸かしたり、マシュマロを焼いたりする時間が設けられている。自分で火をおこし、笑顔いっぱいのるいくんとこあくんはどんな感想だったのか?

ランドネ特別編集『親子でキャンプコーデ&道具BOOK』では、火育キャンプの詳細や、レイヤリングが楽しくなるウエアカタログ、いっしょに作れるキャンプごはんなど、親子でアウトドアを楽しめるコンテンツがたくさん。続きはこちらから。

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ランドネ 編集部

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自然と旅をキーワードに、自分らしいアウトドアの楽しみ方をお届けするメディア。登山やキャンプなど外遊びのノウハウやアイテムを紹介し、それらがもたらす魅力を提案する。

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