CAMMOCの「キャンプしてたら防災できた！」#1 キャンプしてたら気が付いたこと／レトルトカレーを使ったスープヌードル

いよいよ来週末は楽しみにしていたキャンプ！

今回は2泊３日、電車の旅。バッグパックで行くのは久しぶりだ。何を持っていこうかなぁ、ご飯は何にしよう……。考え始めたら楽しみでしょうがなくなってきた。

まず絶対に持っていきたいのは、この間一目惚れして購入したランタン！
空気で膨らみ、ソーラー充電ができる優れモノ。見た目もかわいくて、届いてからずっと窓辺に置いてるの。早くキャンプに持って行きたいなぁ。

あと必要なものは、テント…寝袋…マット…枕……。枕はコンパクトタイプがあるけれど、今回は電車だし荷物を最小限にしないと。そうだ、寝袋を出したあとに着替えを詰めて、袋を枕にする作戦でいこう。

ご飯はなにを食べようかな。最近ハマってまとめ買いしているレトルトのグリーンカレーを持って行こう！

キャンプしてたら防災できた！

みなさんこんにちは！CAMMOC(キャンモック)です。
キャンプって、準備をしている時から楽しいですよね。どんな場所かなぁ、どんなことが出来るかなぁ、と。想像しながらワクワクをバッグに詰め込んでいるような気分になります。
そんな気分で買い物へ行くと、普段買わないちょっと良いモノを選んでみたり、缶詰コーナーの片隅にキャンプ飯のアイデアを見つけたり。いつものスーパーなのに、キャンプのことを考えると楽しみが増えるんですよね。

それから、キャンプをしていると、自然とさまざまな知恵が身につきます。たとえば、荷物を軽くするためにひとつのアイテムで何通りも活用したり、洗い物を減らす方法を考えたり。忘れものや急な悪天候など、不測の事態でも手元にあるもので打開策を生み出したり。キャンプをするたびにたくましくなっている気がします(笑)。

ところで、道具を厳選してバックパックに詰め込むキャンプの準備や、体験することで自然と身につく知恵。何かに似ていると思いませんか？
そう、『防災』です。キャンプの準備は楽しく捗るけれど、”防災”と聞くとなんだか面倒くさい……って気持ちになる方も少なくないかもしれません。私たちもそうでした。

でも、改めて考えると、「自分が数日生き延びる為には何がどれぐらい必要かを考え、用意したものを使って体験する」というキャンプは、防災に通ずるものがあると確信しました。
ただ、優れた道具を沢山揃え、電源も水道もないストイックなキャンプ経験があっても、災害時では全く経験したことのない様々な問題が襲いかかってくるでしょう。予期せぬ事態を目の前にした時、道具や知識がいつものように使えないかもしれません。

そんな悔しい思いをしない為に、災害時に役立つ情報やすぐに使える収納方法など、ちょっとしたヒントを知っておくとあなたの知識や道具がもしもの時にぐっと頼もしいものになってくれるはずです。

この連載では、キャンプコーディネーターCAMMOCの防災士資格を持つメンバーから、アウトドア好きの皆さんへ、もしもの時に役立つ情報をお届けします。

今月のレシピ／レトルトのグリーンカレーを使ったスープヌードル

夏になるとなぜか食べたくなるエスニック料理。猛暑で食欲がない時でも、香辛料やハーブが効いたスパイシーなスープヌードルで夏バテ解消！
パスタを茹でた茹で汁は塩味ととろみがありレトルトのグリーンカレーと合わせればパスタに絡むちょうどいいスープに変身！
旨味にちょこっとだけほんだしを加えるのがポイント（代わりにナンプラーがあればもっと美味しい！）

【材料】１人分

レトルトグリーンカレー…１人前
パスタ…１００g
塩…ひとつまみ
水…３００cc
ほんだし…小さじ１
お好みの野菜…適量

【作り方】
１． 鍋に水、塩を入れて火にかける。

２．沸騰したら、パスタを半分におり入れ、表記時間の１分前まで茹でる。パスタがくっつかないように時々混ぜ、水分がパスタよりも少なくなるようであれば少し足す。

３．時間になったらレトルトグリーンカレー、ほんだしを加えて混ぜ合わせ、さらに１分加熱する。この時、煮込む必要がある野菜がある場合は加える。

４．お好みの野菜をトッピングし出来上がり。

クリエイターズユニット
CAMMOC（キャンモック）

左から、三沢真実、三宅香菜子、内舘綾子
「キャンプのある暮らし」をコンセプトに空間やフードのコーディネート、キャンプ撮影の監修、防災講演など、多数メディアで活躍するクリエイターズユニット。アウトドア・フードロス・防災などの観点からドライフードに注目し、初著書「うまみがギュッ！干すだけ簡単　はじめてのドライフード(山と溪谷社)」全国書店にて絶賛発売中。