熊野古道を歩いて、海に泊まる。「水の国、わかやま。」のアウトドア旅で立ち寄りたい、おすすめスポット

ランドネ /

ランドネ編集部

2022年08月12日

ランドネ最新号では、自然林の残る熊野古道の大辺路（おおへち）を歩き、海沿いの絶景グランピング施設に泊まる、ぜいたくな2日間のアウトドア旅を紹介しています。ここでは、旅をさらに充実させる立ち寄りスポットや地元のお店をピックアップ！

海の見える風景と豊かな自然を楽しみながら、熊野古道・大辺路をのんびりと歩く／「水の国、わかやま。」の記事はこちら＞＞＞

山から海へ。刻一刻と変わる風景と色を目の前に、何もしないぜいたくを／「水の国、わかやま。」の記事はこちら＞＞＞

Index

大辺路ハイクのゴール・見老津駅舎内のカフェ「のんびり屋」

周参見駅から歩き始める大辺路の、最終地点となる見老津駅。2時間に1本のペースで走る電車を待つあいだは、ここ「のんびり屋」へ。とても明るいお店のお母さんに店名の由来を尋ねると、「のんびりとしているので(笑)」と。観光案内所でもあるため、旅の相談やサイクルトレインについても教えてくれる場所だ。店内には、さまざまな作家さんのハンドメイド作品やお土産なども販売している。

目の前に広がる海を眺められるテラス席もあり。輪切りレモンを入れてさっぱりといただく「レモンコーヒー（400円）」は、大辺路ハイクのあとにいただきたい一杯。

のんびり屋
和歌山県すさみ町見老津35-4
TEL.090-5244-6302
営業時間：9:00～15:00
定休日：平日

職人さんの腕と丁寧な調理が美味「フェスタディサルべッサ」

一見、普通の民家とも思える建物に、カラフルな壁画が描かれたここは、すぐとなりにあるお寺・佛願寺の僧侶が営むオーガニックピザ屋。ピザはもちろんだが、お店の名物「だし巻き玉子サンド（600円）」は、周参見を訪れたら一度はいただきたいおいしさだ。

地元出身であり、京都・祇園のしゃぶしゃぶ料亭「十二段家」の元料理長（料理人歴50年）が焼くだし巻き玉子は、地元の卵を4個使用し、分厚くてふわふわ。トーストに挟めば、一切れでも食べ応え充分なほどのボリューム感。１日3個限定！

屋外にあるピザ窯では、地元産の野菜を使用したピザが日替わりで焼かれている。メニューはないため、毎日味は異なり、事前に予約をすればリクエストも受け付けているという。

フェスタディサルべッサ
和歌山県すさみ町周参見4308
TEL.0739-34-3190
営業時間：12:00～14:00
定休日：土日祝日

日置川の特産やお土産が並ぶ「海来館（みらいかん）」

「海来館」は、海と山と川に囲まれた自然豊かな白浜町日置エリアの名産やお土産が購入できる道の駅。店内には、地元野菜や和歌山県内の「うまいもん」ずらりと並ぶほか、焼きたての生食パンや、志原海岸の「ベアーズロック」をイメージした「海来パン」などもあり。

アユの町としても有名な日置川。天然鮎をカラっと揚げて甘辛く煮た「あゆっこ（380円）」や「あゆちょび（ミニ756円）」はお酒のおつまみに最適。「うつぼっこ（450円）」もあり。和歌山県で有名なイタドリ（地元ではゴンパチと呼ぶ）を使った「イタドリ茶（ティーバック入り560円）」や「フィナンシェ（1本180円）」もおすすめ。