山とふもとをつなぐアイテムのひみつとは？山旅上手さんの持ちものを拝見！#１｜モデル sonoさん

現在発売中のランドネ３月号の特集は「ちょうどいい３時間の山歩き」。「3時間」を軸に、山を歩き、まちを歩きながら、その土地の魅力をたっぷり味わうためのヒントを詰め込んでいます。

山もふもとの町歩きも楽しむ山旅上手さんはどんな持ちものを持って、どんなふうに楽しんでいるのか？３人の山好きさんのバックパックの中身を紹介する企画も収録。ここではそのなかから、モデルのsonoさんに教えてもらった、山もまちも楽しむバックパックの中身をご紹介します。

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山やキャンプやまちで何通りも使えるアイテム選び

山道具を購入するときにはランニングウエアや普段着としても兼用できるアイテムを選ぶことが多いというsonoさん。キャンプも趣味のひとつで、キャンプや登山前後に近くの道の駅に寄り道して、地元の食材を買うのが楽しみなんだとか。

「白や黒などのカラーで統一するマニッシュなスタイルが好み。山でのウエアも気がついたらスタイリッシュなものが増えていました。体力にはあまり自信がないので、休憩は多めで、４時間程度で往復できる日帰りの登山を選ぶことが多いです。いつか山のなかに泊まって、縦走登山にも挑戦してみたいです！」

Wear［ウエア］

Mountain

City

白や黒のスタイリッシュな色でまとめたスタイル

パンツとベストは山とまちで兼用し、下山後にはヘアバンドをプラス。町でも違和感のない色やシルエットを選ぶことが多いという。トレッキングパンツは、なかなか自分の骨格に合うものがなく、試着を重ねてぴったりの一枚をチョイス。

Sacoche［サコッシュ］

最低限必要なもののみでシンプルに

貴重品と行動食、日焼け止めのみ。不要なものはいっさい持ち歩かずシンプルに。財布は町で使っているものから、カードとお札のみに入れ替えている。ビーガンカカオバーは乳製品やたまご、小麦など不使用でビーツそのものの甘さがお気に入り。日焼け止めは塗り直しが簡単なスプレータイプをイン。

Poach［ポーチ］

自然になじむ薄めのメイクを

クリームタイプの日焼け止めの上にスプレータイプを重ねることで、よれないように、メイクは眉とコンシーラーのみ。ラロッシュポゼの日焼け止めは白浮きしないのがお気に入りで、５年ほど愛用中。くちびるが赤めなので、リップは透明のものをチョイスする。化粧水と保湿クリームはコンタクトケースに必要な分だけ。

Backpack［バックパック］

ミステリーランチ／インアンドアウト19

車で移動する山登りが多いので、山で必要なアイテムが過不足なく入る容量20ℓほどのバックパックを選ぶことが多いそう。どんなウエアにもなじみやすいベージュの色味や、フロントのメッシュポケットに収納できる点がお気に入りなんだとか。

こだわりの山旅アイテム

１. 日焼け対策は入念に

紫外線カットにはひときわ力を入れている。ヤケーヌのネックゲイターは、耳にかけられる紐が付属し、マスクのように付ければ首から耳までを覆えるすぐれもの。立体構造で口周りが開いているため通気性がよく、着けっぱなしでも気にならない。スプレーの日焼け止めは休憩のたびに塗り直す。

２. 山でも町でも大活躍

中綿入りで優れた防風性を持つベスト。春夏は肌寒い日に羽織る一枚として。 秋冬はアウターの中に着るインナーとして一年中重宝する。着用しないときはポケットの中に収納することで、コンパクトに持ち運びできる点も使い勝手がいい。ゴアテックスの生地を使用しているので、防水性も申し分ない。

３. 一枚あると便利なコンパクトマット

登山中の休憩時やキャンプで活躍する折りたたみマット。収納するとスマートフォンくらいの大きさになり、わずか20gという軽さは、持っていることを忘れるほど。ほどよいクッション性と断熱性があるので、岩場や凹凸している場所での休憩中に座っていてもお尻が痛くならずに快適。

４. 下山後はリカバリーシューズにチェンジ

衝撃の反発を抑え、歩くときの足裏への衝撃を軽減するリカバリーシューズ。やわらかいソールが足を包み込み、履き心地抜群で、おもに下山後やキャンプで着用しているそう。つま先が覆われていて、ラフすぎない見た目で、砂や石などが入り込まないところも使い勝手よし。

教えてくれたのは

モデル sonoさん

広告や雑誌、テレビで活躍するモデル。雑誌の撮影がきっかけで登山を始め、４年。ほかにもランニングやキャンプなどアクティブな趣味をもつ。管理栄養士の資格をもち、レシピ考案も得意。