今からでも目指せる! 冬でも営業している山の温泉
ランドネ 編集部
- 2016年11月24日
「山があれば温泉がある」と、言ってしまってもいいかもしれない。温泉は山のふもとだけではなく、歩いていかないと辿り着けない″秘湯”と呼ぶのにふさわしい山の奥にもある。雪が降る冬の時期でも営業している山小屋の温泉から、下山後の立ち寄り温泉まで。これからの寒い季節にも目指せる山の温泉を紹介します!
Index
1.本沢温泉(長野県・八ヶ岳)
山の秘湯と癒しを求めて多くの登山者が訪れる山小屋。日本最高所の野天風呂「雲上の湯」(標高2,150m)は、白濁したお湯とそこから眺められる八ヶ岳の絶景が魅力! ハイシーズンには入浴の順番待ちができるほど人気で、ハイカー憧れの温泉である。混浴の野天風呂のほかにも、冬季には男女交代制で入浴できる「石楠花風呂」も立ち寄りたい。
アクセス:
稲子湯バス停からみどり池を経由して約3時間30分
Data
標高:2,150m
営業期間:通年
営業時間:朝~日没
日帰り入浴料金:雲上の湯¥600、石楠花風呂¥700(冬季のみ)
(写真◎後藤武久)
2.くろがね小屋(福島県・安達太良山)
安達太良山の中腹に佇む山小屋「くろがね小屋」は、岳温泉の源泉も近く、真っ白な酸性泉の源泉かけ流し温泉が、青森ヒバの浴槽で楽しめる(男女別の内湯のみ)。2階建ての吹き抜けがある山小屋は趣き深く、宿泊すると食べられるカレーは美味!
アクセス:
奥岳登山口バス停から、あだたら渓谷自然遊歩道を経由して約2時間
Data
標高:1,400m
営業期間:通年
営業時間:10:00~16:00
日帰り入浴料金:¥410(冬季は+¥210)
(写真◎高橋郁子)
3.法華院温泉山荘(大分県・九重連山)
温泉の名所といえば、九州もそのひとつ。法華院温泉山荘は、九重連山に囲まれるように建つ山小屋で、アップダウンも少なくアクセスのよさも◎。湯船に浸かった窓からは、大船山や平治だけなどの眺めが楽しめる。地元の人からも愛され、リピーター登山者も多数!
アクセス:
長者原・九重登山口から雨ヶ池を経由して約2時間
Data
標高:1,303m
営業期間:通年
営業時間:11:00~21:00
日帰り入浴料:¥500
(写真◎宇宙大使☆スター)
4.日航亭 大湯(静岡県・熱海)
ここ日航亭 大湯は山の中の温泉ではないが、熱海市内からアクセスしやすい玄岳ハイキングの帰りに立ち寄りたい温泉! 昭和16年創業である木造の館内は昭和の香りが漂い、源泉かけ流しの開放的な露天と内湯で下山後の疲れた体を癒すことができる。お風呂は1日ごとに男女入れ替え制。
アクセス:
東海道本線熱海駅から徒歩約15分
Data
住所:静岡県熱海市上宿町5-26
営業時間:9:00~20:00
入浴料金:大人¥1,000、子ども¥500
定休日:火曜日(祝日の場合は翌日)
(写真◎小澤義人)
(出典:ランドネNo.81)
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自然と旅をキーワードに、自分らしいアウトドアの楽しみ方をお届けするメディア。登山やキャンプなど外遊びのノウハウやアイテムを紹介し、それらがもたらす魅力を提案する。
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