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六甲有馬ロープウェーで六甲山を楽しみ尽くそう!

西日本の名峰・六甲山の六甲有馬ロープウェー

ロープウェイで行く山旅シリーズ、今回は西日本を代表する名峰・六甲山をピックアップ。この山には4つのロープウェイが架かり、眺められる景色から食べられるグルメ、ふもとのお楽しみまで、4種4様の楽しみ方ができるのだとか! その中から、ここでは六甲有馬ロープウェーをご紹介。名所がめじろ押しのコースの中身、さっそくチェックしてみよう。

アクセスのよさは日本で随一!

瀬戸内海国立公園の一部である六甲山は、東西約30キロ、南北約10キロの細長い山塊。最高峰は標高931メートルで、海からすぐのところに立ち上がる急峻な斜面は、緑の屏風を立てたかのよう。山上からは大阪湾、はるか紀伊水道までもが一望できる場所も。
ROKKO_148 1000メートル級の山が、これほど都市圏に隣接しているケースは珍しいのだとか。4つのロープウェイに加えて2つのケーブルがあり、さらには周囲をぐるりと市街地に囲まれているため、アクセスのよさ、登りやすさはピカイチ。いつも多くのハイカーでにぎわっている。

山上からふもとまで、お楽しみが盛りだくさん

六甲山のもうひとつ大きな魅力は、立ち寄りたい名所やスポットがたくさんあること。ハーブ園などの施設もいいが、日本三大夜景のひとつに数えられるゴージャスな夜景は、一度はこの目で見てみたいもの。乗り物を使って下山できるので、帰りの足の心配は無用。ロマンチックな夕景や神秘的な夜の山だって、気軽に体験できるのだ。

また、山麓には名湯・有馬温泉をはじめ、天然温泉が多数点在しており、銭湯料金で入れるかけ流しの温泉もある。観光や食べ歩き、買い物を楽しむ場所にも事欠かず、山歩きの前から後までお楽しみがいっぱいだ。

ダイナミックな空中散歩! 六甲有馬ロープウェー

4_ROKKO_269 六甲有馬ロープウェーは4つあるロープウェイの中で最も長く、山麓の有馬温泉駅から12分で一気に六甲山頂駅へと運んでくれる。六甲山北斜面に刻まれた深い谷を見下ろしながらの空中散歩は迫力満点! 車窓からは丹波の山々や播磨灘が眺められる。

山麓から歩いたら累計標高差1000メートル超のハードコースだが、山頂駅から最高峰の頂はすぐそこ。おすすめは、歩きやすい全山縦走路から最高峰を目指すコース。多少のアップダウンはあるが、ほぼ横に移動するだけで楽に登頂できる。

【DATA 】
●六甲有馬ロープウェー
運行期間:通年(定期点検のための運行あり)
時間:9:30~17:10 ※20分間隔運行、混雑時増発あり、季節・曜日により変動あり
料金:片道1010円、往復1820円
問い合わせ:六甲有馬ロープウェー
電話:078-891-0031

絶景、紅葉、ライトアップ……楽しみ方はいろいろ

5-1_ROKKO_279 山頂駅近くの「六甲ガーデンテラス」からは大阪湾が見渡せる。眺めのいいカフェでのんびり景色を楽しんだり、イギリスの田舎を思わせるおしゃれな小径を散策したりするのもおすすめ。
5_ROKKO_280 テラスのランドマークである自然体感展望台「六甲枝垂れ」は、夜間はライトアップされ、幻想的な雰囲気に。
5-2_ROKKO_181 最高峰から有馬温泉へは「魚屋道」を下るのが最短コースだが、秋は紅葉の名所として知られる「瑞宝寺公園」を経由するルートが◎。その際は、公園に下りる直前の切り立った崖の奥にある「太鼓滝」に注目。響くように聞こえる滝の音に耳をすませてみよう。

六甲山の斜面は岩場も多く、上級者向けの険しいルートある。でも、乗り物を利用すれば、上りだけ、下りだけ、山上部を歩くだけなど、思いおもいのコースを組んで気軽に楽しめる。秋の行楽シーズン、六甲山のロープウェイに乗り込んで物見遊山と洒落込んでみてはいかがだろうか。

(出典:『ランドネ 2017年10月号 No.92』)

(エイサイト編集部 ヨシダ)

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ランドネ 編集部

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自然と旅をキーワードに、自分らしいアウトドアの楽しみ方をお届けするメディア。登山やキャンプなど外遊びのノウハウやアイテムを紹介し、それらがもたらす魅力を提案する。

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