下り坂で調子を崩すことが多い。走り方にコツはあるか?|ランニング初心者のQ&A
- 2021年08月29日
「ビギナーランニング教室」の講師も務める内山先生が、ランニング初心者の悩みや疑問にズバリ答えるQ&Aコーナー。今回は、下り坂の走り方のコツを聞いてみました。
下り坂で調子を崩すことが多い。走り方にコツはあるか?
内山先生の答え
下り坂はスピードを出しやすいぶん、「ここで遅れを取り戻そう」と思うことがあるかもしれませんね。しかし、下り坂では脚が傾斜につられてしまい、思った以上にストライドが広くなってしまったりで、脚に大きな負担がかかります。着地時にドスンと音をたて、ブレーキをかけながらバタバタと走ってはいませんか?すると、下り坂が終わって平らな地面になった途端に脚がうまく運べなくなってしまうのです。
これを防ぐには、下り坂にまかせてスピードを上げすぎないことが重要です。また、走り方を意識して、スピードをコントロールすることも大切です。階段を下るときに心がけることと同じです。
下り坂での走り方ですが、着地の瞬間に意識的にヒザを軽く曲げショックを和らげます。平坦な道を走るときも同じですが、下りではより強くヒザの使い方を意識しましょう。着地の時に脚が突っ張ってしまうのはNGです。フラットなコースを走るときより歩幅をやや小さめに、脚を積極的に前に運びましょう。
こうした走り方をマスターするためにも、普段から積極的に下り坂トレーニングを行いましょう。
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教えてくれた先生
内山雅博 コーチ
ランニングスタイルでもおなじみの、超ベテランコーチ。「ビギナーランニング教室」の講師も務め、悩める初心者ランナーの悩みにズバリ回答。幅広い層のランナーたちのレベルアップをサポートする。
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