股関節まわりを温め緩めるヨガポーズ。「ホットな女」になって男性を惹きつける！⑥

まだまだ寒い日が続きます。食べるものも、着るものも、そして人肌も、「温かいほうが心地よい！」と、本能が求めているようでもありますね。目指せ、ホットな女！をテーマのシリーズ、最終回となります。熱やエネルギーを生み出すのに大切なストレッチ＆ヨガのポーズをご紹介します。

第1回目「習慣」編
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第2回目「呼吸」編
https://yolo.style/hb_lo200210_004/
第3回目「顔色」編
https://yolo.style/hb_lo200213_004/
第4回目「骨盤を温めるポーズ」
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第5回目「肩甲骨を温めるポーズ」
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カラダの「要」となる部分を温めよ

第1回目の「やめるべき／始めるべき習慣」編でも少し触れているのですが、文字通りの体の要となる腰まわりはぜひとも温めておきたい個所。

そのために、薄手の腹巻をオススメしています。加えて、意識的に動かすことが大切です。日常生活の中で自然と動かせるようになるために、土台作りをしていきましょう。

そこで今回は、「股関節の可動域を広げる」ポーズをご紹介します。

〇〇を広げることを意識してみる

可動域を広くすると聞くと、「もっともっと軟らかくならなきゃ！」というニュアンスで伝わってしまいがちです。でも、ここでお話したいことはそういうことではありません（もちろん、硬いより軟らかいほうがいいこともあります）。動く方向を広げていきたいのです。

股関節じゃ、他の関節と違いとてもフレキシブルな動きをします。前後、内外、回旋までしちゃう。ヒザやヒジなどには見られない動きです。

ここが自由であることによって、全身のバランスを上手に取ることが可能になります。逆に動きが決まった方向に偏ってしまうと、全身の他の部位に負担がかかってしまったり、コリやこわばりを生む要因ともなり得ます。

可動域を取り戻すエクササイズ

そんな股関節の特徴を生かして、まずはウォーミングアップのエクササイズから。

◇股関節の回旋を手助けするエクササイズ

1. 仰向けになり、右ヒザを立てる。左脚はラクに伸ばしたままでOK。
2. 立てていた右ヒザを外に倒し、その場で脚を伸ばす。時計の針が回るように右足をゆっくりと下～左方向へと回す。「もう上がらないな」という位置まで来たら、ゆっくりヒザを曲げながら胸の位置に戻す。同じ動きをもう1回行う。
3. 次に、曲げたヒザを内側に倒し、先ほどとは反対方向に回す。これも２回。
4. 右ヒザを伸ばして左脚と軽くそろえたら、左ヒザを立てて②～③の要領で２回ずつ行う。

※ポイントは、なるべく脚を長く使うイメージを持つこと。そして、なるべく床に近い低い位置を移動するようにしましょう。

股関節が滑らかになってきたら、ここでヨガのポーズを二つ、組み合わせて行ってみましょう。

◇仰向けで足の指をつかむポーズ＆ワニのポーズ

1. 仰向けの姿勢で、右ヒザを軽く立てる。そして右手をチョキの形にし、足の親指に引っかけてつかむ。
2. ゆっくりそのまま右脚を持ち上げ、外に開く。余裕があれば少しずつヒザを伸ばしてみる。
3. 目線は天井、左手は真横に開いておき、へそが天井を向いていられる場所でキープし、ゆっくり５呼吸する。
4. そっと右ヒザを曲げながら中央に戻し、右手は脚から離して真横に開いておく。
5. 次に右ヒザをゆっくり内側に倒す。そのヒザ付近または太もものあたりに左手を軽く置き、目線は右へ。これも５呼吸キープ。
6. 足から左手を離したらヒザをそっと伸ばし、両脚を軽くそろえる。左側も①～⑤の要領で同様に行う。

股関節が動きやすくなると、普段の動作が大きくなり、体が温まりやすくなっていきます。また、股関節のフレキシブルさはさまざまな体勢をとる時にも無理なく対応できるようになるので…つまりは、大好きな人とのラブタイム♡にもそのまま生きてくれるといううれしい利点がありますね。ここでも、「あったかくて気持ちいい！」を感じられますように。

KIE（キエ）
YOGA surya主宰、ヨガインストラクター。少人数制のスタジオレッスンの他、個人レッスン、イベント出展、オンラインレッスンや動画講座でインストラクター活動の他、美容師、鍼灸師、フォトグラファー、メイクアップアーティストとのコラボモデルとしても活動中。また自身も、美と健康の追究に情熱を燃やす。