今年注目のロードバイク10台とは!?日本バイシクルオブ・ザ・イヤーノミネートバイク
- 2021年11月23日
バイシクルクラブ1月号(11月20日発売)で10ベストバイシクルが発表された「日本バイシクル・オブ・ザ・イヤー2022」。5回めを迎える日本バイシクル・オブ・ザ・イヤーは、「2022年モデル」のなかから、その年を代表するモデルを選ぶ自転車業界最大のアワードイベント。ここではその10台のバイクを発表する!
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バイシクル・オブ・ザ・イヤー2022
毎年恒例となったバイシクル・オブ・ザ・イヤー。コロナ禍で「ニューモデルは無事発表されるか?」という不安があった。しかし、ふたを開けてみれば各社から期待を超えるニューモデルが登場。今年も選考委員の投票により、ピュアレーシングロードバイクが10台並ぶことになった。
海外のメジャーブランドから国内ブランドまで
ジロ・デ・イタリアや東京五輪で活躍したピナレロ・ドグマF、発表に先んじてブエルタ・ア・エスパニャで優勝したサーヴェロ・R5、おなじくブエルタでデビューしたメリダ・スクルトゥーラ、2021年シーズンから導入されたビアンキ・スペシャリッシマディスクなど、ワールドツアーで活躍したモデルが並んでいる。
いっぽう大胆なエアロデザインを採用し生まれ変わったオルベア・オルカエアロをはじめ、ルック・795ブレードRSディスク、カレラ・フィブラディスクといった老舗の定番モデルも進化し、ノミネートされている。
さらに今回初となる国内ブランドの2台が加わった。一台は東京五輪へ向けた技術を生かしたアンカー・RP9、もう一台は国内工場で惜しみなくコストをかけて作られたヨネックス・カーボネックスHRディスクだ。
吉本 司を新たに選考委員として迎えたことで、より広い視線で吟味したいと思っている。
2022年を代表するロードバイクはどれだ!?
2021年1月号からこの1月号までのバイシクルクラブに掲載された2022年モデルのなかで、フルモデルチェンジしたモデル、ブランニューモデルを中心にリストアップ。各選考委員がそのなかから、それぞれ10モデルを選んだ。
その集計の結果、得票の多かった10台が、以下に紹介する10ベストバイシクルだ。年内に、これら10モデルを一同に集めた選考会を開催。検証取材や試乗を経て各選考委員が投票、ベストワンが決定する。選考結果はバイシクルクラブ次号(2022年1月発売)ほかのメディアで発表される。さらにバイシクルクラブ台湾版をはじめとする海外メディアからもその情報が発信される予定だ。
アンカー・RP9
日本が誇るスポーツバイクブランド、アンカーの新フラッグシップモデルがRP9。プロフォーマットにより「1台でステージレースを戦えるバイク」を目指し、空力・剛性・重量を高い次元で融合したオールラウンドバイク。
ビアンキ・スペシャリッシマディスク
ビアンキの軽量レーシングロード、スペシャリッシマがディスクブレーキ専用設計に刷新され、オールラウンドレーサーに生まれ変わった。2021年シーズンはUCIプロチーム・バイクエクスチェンジのメインバイクとして活躍した。
カレラ・フィブラディスク
カレラのアイコンであるダブルアーチ構造のフレームが目を引くレーシングバイク。その伝統は引き継ぎながらも、ディスクブレーキ専用設計になり、空力性能、剛性、快適性、パワー伝達性能など全面的に進化した。
サーヴェロ・R5
王道クラシックロードのRシリーズが、2022モデルで軽量化を果たしてクライミングバイクへと回帰。ログリッチのブエルタの活躍を支えた。コクピットを中心にエアロ化も進み、パフォーマンスに磨きをかけた。
チャプター2・トア
モデル名はマオリ語で「戦いに勝利する」という意味。チャプター2のエアロロード、テレのパフォーマンスとアオの多機能性を融合させ、剛性は上げつつ快適性も同居させたチャプター2の集大成的なレーシングバイク。
ルック・795ブレードRSディスク
ルックの定番モデルをリファイン、フレーム素材を見直し、従来のモデルより200g軽いフレーム重量950gを達成。シートポストなども含め、システム全体で310gもの軽量化を果たし、オールラウンドエアロロードに進化。
メリダ・スクルトゥーラ チーム
5世代めに進化したメリダのオールラウンドレーサー。モデル史上最高の空力性能と優れた適性、俊敏な走りを高い次元で融合。ブエルタ途中から新城幸也を擁するバーレーン・ヴィクトリアスも使ったことで注目された。
オルベア・オルカエアロ
大胆なストレージを設けた意欲作。空力、剛性、重量、人間工学といったレーシングバイクに求められる要素を高い次元で融合。ボトルケージやボトル、ツールボックスも専用設計。システムとして完成度を追求している。
ピナレロ・ドグマF
真のオールラウンダーとして開発されたピナレロの最新フラッグシップ。先代F12と比べ265gの軽量化、BBまわりの剛性アップ、空力性能向上も果たした。イネオス・グレナディアースのメインバイクとして、注目されたモデル。
ヨネックス・カーボネックスHRディスク
ヨネックス・カーボネックスHRディスクラケット作りで培った技術や先進素材を投入して生まれた軽量・高剛性で快適性も高いカーボネックスHRをディスクブレーキ専用にリファイン。JCL個人総合優勝した山本大喜はじめキナンサイクリングチームも使う。
ベストワンの発表はバイシクルクラブ次号(1月発売予定)で!
選考結果はバイシクルクラブ2021年1月発売号、ほかのメディアで発表される。今年はバイシクルクラブ台湾版をはじめとする海外メディアからもその情報が発信される予定だ。
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