Brand

  • YOLO
  • ランドネ
  • BiCYCLE CLUB
  • NALU
  • 楽園ゴルフ
  • RUNNING style
  • MY LIFE RECIPE
  • Yogini
  • トリコガイド

日向涼子のやっぱり坂が好き。安房峠&平湯峠(岐阜県)|ロードバイクヒルクライムナビ

モデルでヒルクライマーの日向涼子さんが、全国各地の坂道に挑戦。今回訪れたのは、「岐阜県・安房峠&平湯峠(あぼうとうげ&ひらゆとうげ)」。気になる立ち寄りグルメスポットとともに案内する。

「日向涼子のやっぱり坂が好き」
記事一覧を見る

岐阜県・安房峠&平湯峠(あぼうとうげ&ひらゆとうげ)

山岳国家である日本を代表するアルプス山塊。なかでも長野県と岐阜県にまたがる乗鞍岳は、ヒルクライマーにはおなじみです。そして、乗鞍岳一帯は、“坂バカ”を虜にする本格的な坂道が、両手では数え切れないほどあります。
今回は、長野県のお隣の岐阜県の平湯に出かけて、日本らしい峠をしっかり満喫したいと思います。しかも2本です!

岐阜県の高山市に位置する平湯温泉は、飛騨山脈に囲まれ、長野方面へ向かえば標高1790mの安房峠。逆に岐阜県高山市側へと走り出せば、標高1684mの平湯峠。ともに距離7〜8㎞ほどながら、走りごたえ十分な勾配や、九十九折りの雰囲気、標高を上げるにしたがって開けてくる景観など、坂道の総合力はさすがの一言です。
しかも、この2つの峠は、クルマの交通量も少なくて走りやすい! じつは、この2つの峠の下を貫くように、自動車専用道路の安房峠道路(トンネル)が走っているため、昔は交通量が多かった峠も、現在は少ないのです。
峠の楽しみ方としては、まず両峠への起点となる平湯温泉を拠点にアタック。走り終わったあとは、温泉で汗を流して、温泉街でお腹を満たせば、大きな充実感を味わえますよ。
安房峠のピークからは、晴れていれば穂高連峰が望める絶景スポットです。平湯峠のピークには、乗鞍スカイラインへの入口があり、マイカー規制が敷かれた乗鞍岳へアタックもできる贅沢なルートです。

今回の拠点となる平湯温泉へはクルマでアクセスしましょう!

北アルプスの中央にある奥飛騨温泉郷の平湯温泉。数多くの宿泊施設や食事処があります。もちろん、日帰り入浴も可能。

平湯温泉の中心地から国道158号を長野県方面へ。安房峠の序盤は木々の中を駆け抜けます。たまには足をのばして大自然の中に身を委ねて峠を走り、心もリフレッシュしましょう。

岐阜県高山市と長野県松本市を結ぶ国道158号のピークが今回の峠アタックの舞台です

平均勾配7%もある安房峠はなかなかタフですよ。

2本めは平湯峠へ! 平湯温泉から高山方面へ上りだすと、左手に「乗鞍スカイライン」方面を示す看板が出てくる。県道485号からが平湯峠の本格的なスタート地点。

繰り返される九十九折りの坂道が特徴的な平湯峠。距離こそ短いですけど、安房峠と同様に走りごたえは十分! クルマ通りも少なく、路面も荒れていないので走りやすいです。

路傍に咲く高山植物が美しい平湯峠。

峠のピークが近づくと、飛騨山脈などアルプスが望めます。

中部山岳国立公園が平湯峠のゴール地点!

岐阜県・安房峠のヒルクライムデータ

距離

7.7km

標高差

531m

平均勾配

7.0%

スタート地点

1259m

ゴール地点

1790m

ハードさ ★★★★☆
景色 ★★★☆☆
アクセス ★☆☆☆☆
路面状況 ★★★☆☆
クルマの少なさ ★★★★☆

岐阜県・平湯峠のヒルクライムデータ

距離

5.3km

標高差

417m

平均勾配

7.8%

スタート地点

1267m

ゴール地点

1684m

ハードさ ★★★★☆
景色 ★★★☆☆
アクセス ★☆☆☆☆
路面状況 ★★★★☆
クルマの少なさ ★★★★★

コース概要

安房峠&平湯峠のおすすめスポット

峠の谷間の合掌造り屋敷で休憩

平湯温泉へ移築してきた合掌造りの建物が並ぶ平湯民族館の中で営業している居酒屋「禄次」。畳に囲炉裏の大広間の空間でいただくランチの「寒干し大根カレー」や、飛騨牛を使った牛めしや牛串など、味もボリュームもサイクリストにはお薦めです。単品から定食、さらに甘味まで楽しめるので、ゆったりと過ごせます。敷地内には日帰り入浴施設の「平湯の湯」もあります。

種まきから収穫、手打ちまですべて地元の平湯で手がけた奥飛騨手打ちそばは絶品!

看板メニューの寒干し大根カレーは、3カ月間かけて乾燥させた大根を使って味をだす。

手軽に腹ごしらえをするなら、飛騨牛コロッケ。ホカホカ揚げたてで、思わず笑みが!

居酒屋「禄次」

岐阜県高山市奥飛騨温泉郷平湯温泉
TEL.0578-89-3338

今回のロードバイク&コーディネート

気品ある伝統イタリアンブランド

コルナゴの「V2-R」はフレーム重量835gと同社史上最軽量フレーム、山岳を得意としています。細部にはエアロダイナミクスの趣向もちりばめられ、こだわりが見て取れます。性能だけではない部分に魅力を感じられる一台です。急勾配でもパワーロスなく、かかりのよさを感じながら登坂を楽しめました。ウエアはかつて日本のレースシーンでも活躍したクリス・リンタマンがプロデュースする「リンタマン」を中心にコーディネート。インナーには、速乾吸収性に優れる「アウトウェット」を着用しました。

【ロードバイク】
コルナゴ・V2-R

43万円(フレームセット)2017モデル

【ウエア】
リンタマンほか

リンタマンサイクリングウェアー アダプトサマージャージ 1万1000円(税抜)
コルナゴ C59ビブショーツ 1万6000円(税抜)
アウトウェット MP1アームカバー 4200円(税抜)

もちろん、おかわりしますよね?

 

「日向涼子のやっぱり坂が好き」の記事はコチラから。

「日向涼子のやっぱり坂が好き」
記事一覧を見る

 

※スポット情報、バイクやウエアの価格などは2017年9月(掲載時)の情報です。

出典

Share

Profile

BiCYCLE CLUB 編集部

BiCYCLE CLUB 編集部

ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。

ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。

No more pages to load