壮大なパノラマに美しきビーチ。今年の夏こそ行きたい沖縄絶景6スポット
トリコガイドシリーズ 編集部
- 2017年06月01日
沖縄だけの雄大な自然。そして沖縄の美しい海と伝統文化は訪れる人すべてを魅了し、癒し続ける。そんな沖縄の絶景スポットは、時間を作ってでも必ず行きたい! さぁ、大きく深呼吸して心も体もリラックスしたら、自分を変える絶景に、この夏会いに行こう!
Index
大海原が見渡せる、沖縄本島最南端の岬
【喜屋武岬】
沖縄本島の最南端に位置し、喜屋武岬を含む糸満市南部などは沖縄戦跡国定公園に指定されている。先端には戦没者の慰霊碑「平和の塔」が建ち、その後ろには太平洋を一望する180度の大パノラマが広がり、高さ15mの喜屋武埼灯台も建っている。喜屋武岬は本島最南端といわれることが多いが、岬の左手に見える「荒崎」は、喜屋武岬よりもさらに南。
【DATA】
住所:糸満市字喜屋武
神聖な場所としても知られるビーチ
【百名ビーチ】
琉球の国土創世神である「アマミキヨ」が、『神の島』久高島から本島に渡った最初の地といわれ、聖域として崇められている浜辺。その上陸地点とされる海の中には石碑の「ヤハラヅカサ」が建てられており、干潮時にはその姿を見ることができる。隣の新原ビーチに比べると人が少なく、ゆっくりと寛げる。
【DATA】
住所:南城市玉城字百名
TEL:098-948-4611(南城市観光協会)
時間:自由
琉球神話の国づくり伝説を感じられる聖地
【大石林山】
ヤンバルクイナなどの貴重な動物が生息する沖縄北部の国頭村は、『東洋のガラパゴス』ともたとえられる。大石林山がある「安須杜(あしむい)」は、琉球神話で祖神「アマミキヨ」が最初につくったといわれる聖地。琉球王朝時代には、国の繁栄を祈った場所として知られている。施設内の4つのコースは、いずれも数十分で回ることができる。約2億年前の石灰岩が浸食されてできた「熱帯カルスト地形」の中では世界最北端に位置する(写真右)。近くにある「辺戸岬」は本島最北端。晴天時には与論島のシルエットが見える(写真左)。
【DATA】
住所:国頭郡国頭村宜名真1241
TEL:0980-41-8117
時間:9:00~17:00※10~3月は~16:00(無休※悪天候時は閉鎖の場合あり)
料金:大人820円、子供520円
透明度の高い砂浜でのんびりしたい
【トケイ浜】
ティーヌ浜の近くにあるビーチで、その透明度の高さにはファンも多い。さらに、トケイ浜一帯の海岸には、円形にぽっかりと穴の空いた岩がいくつか見られる。これは「円筒状空洞地形」という名前の大変珍しい岩で、世界的にも貴重な自然景観を呈している。
【DATA】
住所:国頭郡今帰仁村古宇利
TEL: 0980-56-1057(今帰仁村観光協会)
目の前に広がる美しき海
【エメラルドビーチ】
海洋博公園内、Y字形の美しいビーチは「遊びの浜」「憩いの浜」「眺めの浜」があり、珍しい礁湖(ラグーン)内にある。水質は最もよいと認められ、「水浴場88選」や「快水浴場百選」に認定。水族館から遊覧車で行くのがオススメ。「憩いの浜」、「眺めの浜」、「遊びの浜」に分かれているビーチは、コーラルサンドが敷き詰められており安心。監視員が常駐、トイレやシャワーも完備。
【DATA】
住所:国頭郡本部町字石川424※ 海洋博公園内
TEL:0980-48-2741
時間:4~9月8:30 ~19:00※10月は~17:30(12月第1水曜日とその翌日休)
海沿いの橋と大パノラマ
【二ライ橋・カナイ橋】
海に向かって飛ぶように大きくカーブを描く全長1km、高さ80mの橋は南部屈指の絶景スポット。知念岬や、遠くにはコバルトブルーの海に浮かぶ神の島・久高島が見わたせる。徒歩や自転車でも通行可能。ニライ橋側から行くのがおすすめ。「ニライカナイ」とは、沖縄に昔から伝えられる「海の向こうにある理想郷」という意味だ。橋自体は県道86 号線と国道331号線とを結んでいる。南部でも屈指の絶景スポット。
【DATA】
住所:南城市知念吉富
TEL:098-948-4660(南城市観光協会)
どこまでも続く青い海。そして迫力の大パノラマ。沖縄にある雄大な大自然に触れたら、きっとこれまで味わったことのない感動が待っていることだろう。ぜひとも今年の夏は、そんな沖縄の大自然に触れる旅を計画してみてはいかが?
(出典:『トリコガイド 沖縄 2017-2018』)
(S)
- Brand :
- トリコガイド
Share
Profile
トリコガイドシリーズ 編集部
オンは仕事をバリバリこなし、限られたオフはおもいっきり羽を伸ばして楽しむ!そんな大人のキャリアウーマンの「せっかくだから」を満たす、ちょっと贅沢な国内ガイドマガジン。
オンは仕事をバリバリこなし、限られたオフはおもいっきり羽を伸ばして楽しむ!そんな大人のキャリアウーマンの「せっかくだから」を満たす、ちょっと贅沢な国内ガイドマガジン。